ある日写真の中の自分を見ると、自分で思っているよりはるかに太っていた…という現実をつきつけられたら、あなたはどうしますか? あまりのショックにトイレに駆け込んで泣き叫んでしまうかも?

まさにそんな経験をしたのが、クリスティン・ロックリッジさん(33歳)。その瞬間が彼女の「太っている自分」と決別した瞬間だったそう。32キロの減量に成功し、今ではマラソン大会に参加するほどになったクリスティンさんのチャレンジを、<delish>からご紹介!

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減量を始める前の10年間ほど、クリスティンさんは自分の体重と見た目に惨めな思いをしてきたそう。そして3年前、感謝祭のときに撮影した家族写真に写る自分を見たとき、あまりにも太っていて、自分で自分だとわからないほどだったことに衝撃を受けたとのこと。「夫の実家のバスルームに駆け込んで泣き叫んでしまったの。びっくりして飛んできた夫に私は言ったわ。『もう、こんな状態で生きていくのは嫌!』って」。そしてクリスティンさんは本当に「こんな状態」と決別することに。「夫のランスと共に、減量を始めようと決意したの」。

2人はまず、3枚セットのDVD「ザ・ビゲスト・ルーザー・ワークアウト」をオンラインで注文。また、食生活改善のために脂肪・繊維・カロリーに沿って食べ物に割り当てたポイントを計算することで、1日の食事を管理するダイエット法「ザ・ウェイト・ウォッチャー・ポイント・システム」をスタートすると、なんと1週間で2キロ近くも体重が落ちたそう。これをキープするためにクリスティンさんは、次のような目標をノートに書き留めたのだとか。

目標1:31歳の誕生日までに13キロ減量する

目標2:誕生日の数カ月後に予定している、子ども達とのディズニーワールド旅行までにさらに5キロ減量(計18キロ減量)する

目標3:8月の結婚記念日までに計22キロ減量する

目標を少しずつ達成することが減量への近道とされているとはいえ、これまでの悪しき習慣を断ち切るためには、まだまだ厳しい戦いが待っていたというクリスティンさん。それでも彼女は夫の励ましを受け、目標に向かってやり通したそう。「ランスは私が泣いたり不機嫌になったりすると『やりたい、やり抜かなくちゃ、と言ったのは君自身だよね?』と言って奮起させてくれたの。それこそ、私が心に留めておくべきことだった。ギブアップしたいと思った時はいつも、自分が目指した目標と、これまでに達成できたことを頭に浮かべて、『これまでやって来られたのだから、これからもやり続けることができる』って自分を励ましたわ」。

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最初の目標だった13キロの減量に成功すると、クリスティンさんは次のステップとしてスポーツジムに入会し、ウエイトリフティングにも挑戦。すぐに150cmの体からお肉がどんどん落ちていったそう。フィットネスバイクを漕ぎ続けるハードな「スピンクラス」にも参加するようになり、さらにランニングもスタート。「初めて1マイル(約1.6キロ)をノンストップでジョギングできたときは、ものすごい達成感があったわ。高校のとき以来のことだったから」。

32キロの減量に成功したクリスティンさんは現在、なんとマラソン大会に定期的に参加するランナーに。ハーフマラソンを6回、フルマラソンも1回完走し、マラソンをこれからもずっと続けていくつもりだそう。「走るのは誰かに追いかけられたときだけっていうほど走るのが嫌いだった私が、マラソンをやってるなんて自分でもびっくりだけど…」とクリスティンさん。「ナッシュビルの聖ユダヤ小児病院まで初めてフルマラソンで完走したとき、とってもうれしくて、また走るのが楽しみになったわ」。

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そしてクリスティンさんは今も、定期的なワークアウトを継続し、総カロリー数よりもたんぱく質や脂肪、炭水化物の量に留意した、より健康的な食生活を送っているとのこと。Facebookも開設し、減量を目指して頑張っている女性たちを勇気づけるべく、これまでの自分の取り組みをシェアしているそう。

「減量に挑戦するとき一番の難関は、メンタル面をチャレンジモードにすること。減量は100%精神的なものにかかっていると思うの。いったん減量すると心を決められれば、ゴールは見えたも同然よ」。

※この翻訳は抄訳です。

Translation: 西山佑(Office Miyazaki Inc.)

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