出産直前と言えば、分娩室のベッドで陣痛に苦しみ悶えるのが一般的な妊婦さんの姿。ところが、妊娠中もワークアウトを続けていたアナ・ストロードさんは、分娩直前でも限りなくアクティブだった様子。

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コスモポリタン アメリカ版によると、既に双子のママであり、第3子の出産を控えていたアナさんは、この時妊娠41週目。大きなお腹で分娩までの間、陣痛室にてバックランジやベッドを使ったリバースプッシュアップ、スクワットなどをしながら待機するという姿が衝撃的!

アナさんのインスタグラムを見ると、妊娠中も自宅で双子の息子や、パートナーとバスケットボールをしたりと、とりわけアクティブに過ごしていたよう。

オーストラリアのメルボルン出身で現在32歳のアナさん。妊娠中は双子の世話に忙殺されつつも、週に3~4回は20~30分の運動を心がけていたのだとか。しかも、双子を出産して6週間が経ったころから、ずっとこのペースでワークアウトを続けているというからすごい!

「出産後は睡眠ゼロになって、疲れきっていたら、産後鬱になったの」というアナさん。ワークアウトを取り入れ始めた背景には、産後の厳しい経験があったよう。「膨大なプレッシャーを感じて、自分が真っ暗な穴の中へと落ちてしまいそうだった。でもワークアウトを始めたらプレッシャーから解放されて、またエネルギーを取り戻し、ポジティブに1日を乗り切る気になれたの。あの時は、本当に目からうろこが落ちた思いがしたわ」。

そんな経験から、彼女は第3子を妊娠中もワークアウトを決行。

これについてニュージャージー州のマリア・ソフォクルス産婦人科医に聞いたところ、妊娠中の運動には肯定的な見解とのこと。ソフォクルス医師曰く、医師の許可は必要だけれど、妊娠中の運動は心臓血管の健康維持につながり、心臓や肺が出産時の負担に耐えられるよう鍛えることができるそう。さらに、ストレッチ、ヨガ、ピラティスなどを行うと、骨盤底筋が鍛えられ、分娩中に正しい筋肉を使ってふんばれるという効果が。

また、陣痛が始まってからワークアウトをしたからといって、分娩を促進してしまうということもないのだそう。「順調な分娩は、赤ちゃんと妊婦さんの骨盤の大きさが合って起こるものです」とソフォクルス医師。よって、運動は直接の引き金にはならないとのこと。でも、妊婦さんが痛みを乗り越える上で、運動が結果としてリラックス効果を与え、分娩が進展するという可能性はあるよう。さらにワークアウトをすると、ストレスや痛みを抑える効果のあるエンドルフィンが分泌され、より快適な出産ができるという特典も!

陣痛室でのワークアウト動画を撮影した後すぐに、アナさんは無事健康な娘さんを出産。ワークアウト効果はバッチリだったみたい。

アナさんの双子の息子、ラチ―君とサミー君が赤ちゃんとご対面する様子がまたカワイ過ぎる♡

この翻訳は、抄訳です。

Translation: シャー順子

COSMOPOLITAN US