フィットネスが当たり前という感覚
メルボルンでのフィットネスライフのように、誰でもどこでも当たり前のように身体を動かせる、動かしたくなる生活は日本人の私としては特別でした。
私が今いるカナダのビクトリアでもそのような環境に近く、海辺を見渡せる山の上の公園で気持ち良くランニングをする日々を過ごしています。
しかし、その前に住んでいたガブリオラアイランドでの自然の中でのワイルドな生活が今とても恋しいです! そこでもフィットネスのヒントを得ることができました。
ガブリオラアイランドでのワイルドな生活
自然に近い環境にいると、人はより身体を動かしたくなるもの。
きれいなビーチに囲まれ、まだ自然の多く残る島で、自然と共存する生活を満喫。そこでは畑仕事とホースキーピング(馬の世話)が主な仕事でした。
かなり体力がいりましたがそれでも動き足りずに、仕事の前にトレイルランニングのグループに参加し、仕事の後にはサイクリングでビーチに行くような生活でした。
畑仕事で知らないうちにダイエットに成功!
じつはカナダに来る前、日本での膝の手術後、動けずに5㎏近くも太ってしまった私は、なかなか身体が元に戻らず悩んでいました。どうしても思い通りに動かない身体。物事にやる気もでなかったんです。
でも、島での畑仕事やホースキーピングの仕事でみるみるうちに身体が変わりました。
生活のリズムを取り戻す
畑仕事では自然が相手ですから、自然は待ってくれません。速やかにプロセスを踏んでいかないと野菜はできません。馬もお腹を空かせて私のことをつぶらな目で見てるのです。かわいい馬のためならいくらでも早起きできますし、仕事ですから早起きしなければならない状況。
でも仕事が楽しく、やりがいがあるので全く苦痛ではありませんでした。
そうやって1日のリズムができて、徐々に健康だった時の身体の感覚を取り戻していきました。
畑仕事がエクササイズ
畑での動きはほとんどがエクササイズでした。常に腹筋に力を入れていないといけない作業ばかり。土を耕す時は、身体をひねらないように気をつけ身体の左右をバランス良く使いました。
これが本当のダイエット!基本とプロセスにある大切なバランス、生活にコネクトしたエクササイズです。今でも身体に染みついています!
野生に戻るような感覚でのまさにワイルドフィットネスにより身体がすっかり戻り、今まで通り、というよりは今まで以上の運動をするようになったのです。
そしてこれら以外にも、グループで行うワイルドフィットネスがとても楽しかったです! 私が人生で初めて体験した「グループトレイルランニング」については次回の記事で。
♦「旅するモデルのオーガニックライフ」の記事一覧はこちらでチェック