年末年始に食べ過ぎ、飲み過ぎで増えてしまった体重。けれど、食事制限や過度な運動によるダイエットは一時的な減量にとどまり、体にも負担かかるので要注意。スリムなボディをキープするのであれば、まずは太りにくい体質をつくることが大切! と語るアスリートモデルの東あずささんに、油断した体型を根本から変える、最短最速で目指す美ボディメイクを教えてもらいました。

ローカーボの食事法+高強度トレーニングがあずさ流

厳格に糖質をカットするケトジェニックダイエットで、脂肪を分解しやすく体脂肪が減るケトン体体質を目指す道もあります。ただ、そこに行き着くまでには徹底した管理が必要。ハードルが高すぎるなと思う人には、私が普段から実践している低糖質なローカーボの食事法+高強度トレーニングをおすすめします!

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防衛本能を呼び起こすような負荷を感じて!

トレーニングの種類はBig3と言われる『ベンチプレス』『スクワット』『デッドリフト』で充分だと思います。それぞれのトレーニングのポイントは、絶対に無駄な時間や回数をかけないこと。理想は1パーツ5分。たった1回でいいから体の防衛本能を呼び起こすような負荷を感じて、エネルギーをパーツに集中させる。そこから今の限界を越えていくことが大切なんです。多くの人が間違えていますが、回数をこなしたから、時間をかけたから、辛いからって成果が出るわけじゃありません。最大筋力の限界といわれる7秒間にいかに近づけるか。これを意識するだけで、成果がスムーズに出てくると思います

有酸素運動は不要!

「次のポイントは有酸素運動を行わないこと。筋肉量が相当多い場合でない限り、脂肪はほぼ燃焼されません。さらに言えば筋肉を破壊してしまうので、骨格筋率が落ちてしまうのです。これは太りにくい体をキープする上で悪影響。筋トレの方が圧倒的にエネルギーを使いますし、筋肉量が増えれば自然と基礎代謝上がるため太りにくくなります。そして1番大切なのは食事。食事回数や量やカロリーの制限をするのではなくて、トレーニングをしながら、糖質を抑えるだけで勝手に体重や体脂肪は落ちていきます。逆に摂取カロリーを減らすことで、筋肉が分解されやすくなるカタボリック状態になり太りやすくなるのです」

プロテイン&サプリでプラスのケア

「私はタンパク質を多く含むホエイプロテインを朝とトレーニング後、就寝前にカゼインを摂取しています。それからサプリメントのマルチビタミン、タウリン、BCAA、アルギニン、カルニチン、クレアチン、HMB、クレアチン、オメガ3などで、足りない栄養を補うようにしています。糖質を抑え、高負荷のトレーニングをする。余裕があればプロテインとサプリメントでケア。これが最短最速でボディをつくる、あずさ流年末年始のトレーニングです!」