財布を開けるたび、使っていないジムの会員証に胸が痛むあなたに、コスモポリタン イギリス版から朗報をお届けします。

栄養士のジェシカ・セペルさんによると、運動のし過ぎは体重を減らすよりむしろ増やすことになるのだとか。

「過剰な運動は、ダイエットにはむしろ逆効果です」とセペルさん。「これまで、模範的な食生活をしていて、毎日(時には2回も)運動しているのに、体重を落とせないクライエントをたくさん見てきました」。

「運動をし過ぎると、(ストレスホルモンと呼ばれる)コルチゾールの値が跳ね上がります(体は、一般的な意味のストレスにも、運動によるストレスにも同じように反応するため)。運動がストレスになっているとしたら、なおさらです。そして、コルチゾールレベルが高くなると、体が一種のサバイバルモードになり、脂肪の燃焼が難しくなります。交感神経と副交感神経のバランスをとるのに忙しいからです」

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そのため、彼女が提案するのは、1回の運動時間を3040分まで、高負荷の運動は週に2回程度にして、ピラティスやヨガ、ウォーキングなどの適度な運動を取り入れること。そして、週に12回は休息日を作ること。これは実際、多くのクライエントたちに効果があったのだとか。「彼らは私のオフィスに戻って来る頃には洋服がゆるくなっていて、元気で、よく眠れるようになっていたんです」とセペルさん。コルチゾールの上昇は不眠につながり、睡眠不足は肥満を招くという研究が数多く出ているところから見ても、これは納得の結果と言えそう。

また、食べる量は減らさず、運動を増やして痩せることは難しいとの専門家による研究結果も出ているというから、運動でも食生活でも、バランスが大切ということですね。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation:mayuko akimoto

COSMOPOLITAN UK