アデルは世界トップクラスの歌姫でありながら、その親しみやすいキャラクターも大きな魅力。しかも、彼女がInstagramに投稿したこの壮絶なワークアウト時の表情をみれば、「これ、ジムにいるときの私と同じ!」と共感する人も多いはず。

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ちなみに、自身のフィットネスの目標については以前、「サイズゼロ(5号以下)とかではなく、自分にとってベストの体型を実現すること」と<ローリングストーン>に対して語っていたアデル。実際のところ彼女は、どんな運動をしているの?

ここでは、アデルをはじめとするセレブ御用達トレーナーであるピート・ジェラシーモさんが公表した、アデルが実践する短時間メニューをコスモポリタン アメリカ版からご紹介。

どうやら彼女のワークアウトのポイントは、プランクにあるよう。

「プランクは好きなエクササイズですし、実際に大きな効果があります。実は、もしあなたが背中に問題を抱えていたりすると、クランチ(腹筋運動)をしてもメリットはないんですよ」

アデルのように多忙なクライアント(彼は最近、彼女のワールドツアーに向けたコンディション調整にも協力)のために、ジェラシーモさんは、何よりもコア(体幹)の強化を最優先しているそう。

「僕はすべての面でコアが肝心だと考えています。というのも、コアこそ、体力と健康の基礎なんです。筋肉モリモリにすることよりも、生活を改善することが運動の目的です。ボディビルディングだけを行うと、すべての筋肉が縮んでしまう上、体の可動域が制限されてしまいますから」

それでは、そんなジェラシーモさんの元でアデルが実践している、「7分間体幹ワークアウト」をチェックしていきましょう。

1分目:ハンドプランクホールド

「両手の平を床につけて腕をまっすぐに伸ばし、体を一直線に保ちます」

2分目&3分目:サイドプランク

「次に、片腕だけを床につけた状態で体を横に向けます。体を支えていない方の腕は高く上げても、体の横につけても構いません。1分経ったら、体を反対側に向けて同じ動作を繰り返します」

4分目:前腕プランク

「このポーズは1分目のポーズと似ていますが、今回は前腕を床につけて行います」

5分目:テーブルプランク

「まず両手の平をヒップの両サイドの床につけた状態で体育座りします。その状態でお尻を天井に向かって持ち上げます」

6分目:ディッシュホールド

「仰向けに寝た状態から両肩、両腕、両脚を持ち上げます。つま先を伸ばし、両脚を45度の角度に保ってください」

7分目:スーパーマン

「うつ伏せの状態でお腹を床につけたまま、左腕と右脚、右腕と左脚という風に、交互に四肢を高く上げます」

「この運動をクライアントにさせると、彼らの体力レベルが把握できます。中にはものの10秒でギブアップし、体の震えが止まらなくなる人もいます。でも、たとえそうなっても大丈夫。できないときは無理しすぎないこと。それでも、呼吸は止めないでくださいね」

では、このエクササイズだけでは物足りない場合は?

「通常、次のエクササイズに移るまでに10秒から15秒ほど休む人であれば、徐々に休憩タイムを減らし、連続して行うようにしてください。初めてのときはまず、各エクササイズを10秒、合計70秒行い、徐々にタイムを伸ばすと良いでしょう

どんなに忙しくても、7分なら何とか続けられるかも? ジムに行かず、自宅でできるのも嬉しい点。同じメニューをこなすアデルの姿を思い浮かべながら、是非チャレンジしてみて。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation:Rubicon Solutions, Inc

COSMOPOLITAN US