パトリック・タは、とびきりナチュラルでムラのない肌を仕上げるカリスマメイクアップアーティスト。シェイ・ミッチェルやジジ・ハディッドなど、ハリウッドの錚々たるセレブやスーパーモデルの多くを手がけていることからも、その腕前はお墨付き。

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現在はドゥ・ラ・メールのメイクアップアーティストアンバサダーも務める彼に、普段でも使える裏ワザを聞きたい!ということで、コスモポリタン アメリカ版が、「セルフィー映えするメイクテク」について尋ねてみました。

1.ファンデーションに少量のフェイスオイルを混ぜる

これは、パトリックがレッドカーペット向けの潤い肌を演出するときに取り入れているテク。クリッシー・テイゲン、シェイ・ミッチェル、ケンダル・ジェンナーなどのメイクを手がける際、彼は「手の甲にカバー力の高いファンデーションを少量乗せ、フェイスオイルを2滴ほど垂らしたら、それを湿らせたメイク用スポンジで混ぜる」のだとか。

2.コントゥアリングには濃い目のファンデーションを使う

パトリックは、シェーディング用に自分の肌色よりも2段階濃いファンデーションを使うことを推奨。小さめのブレンディング用ブラシに濃い色のファンデーションを取り、頬骨の下(口をすぼませるとくぼんで影になる場所)、額のキワ(片方の眉毛の端から別の眉毛の端まで、アーチを描くように)、そして鼻筋の両側に乗せ、大きめのブラシでブレンドするといいそう。

「額のキワに塗ったシェーディング用ファンデーションを、軽いタッチで髪の生え際に向かって伸ばすと自然に見えます。頬のくぼみに乗せたファンデーションは、耳の上方向に向かって伸ばすとリフティング効果が得られますよ。次に小さめのブラシで鼻の筋の両端に乗せたファンデーションをぼかします」。そして通常、ハイライトを塗る部分(鼻筋、額の中央、頬骨の上、顎など)には肌色にマッチするファンデーションを使うのだとか。「最後は額の中央、ほうれい線、あごなどにトランスルーセントパウダーをはたいて仕上げます。すると、カメラのフラッシュが顔に当たったときに顔の中央がほどよくぼやけ、それ以外の箇所はつややかで自然に見えるのです」。

3.美容液を使ってツヤ感アップ

クライアントが備える本来の美しさをそのまま見せたい場合、パトリックは、あえてファンデーションを使わないこともあるのだとか。たとえばモデルにそばかすがある場合などは、そばかすを活かした表情にするため、コンシーラーで赤みとクマを消し、頬骨の高い位置に美容液を塗ってツヤ感を際立たせるそう。

「美容液を頬骨の上に水平に乗せると、不自然なシマー感のあるハイライターと違い、自然なツヤ感を瞬時に出すことができます」。仕上げにトランスルーセントパウダーを、テカりがちなほうれい線、鼻の先端、額の中央の高い位置、あごに乗せれば完成。

4.コンシーラーでムラを消す

「ファンデーションは苦手、でもムラのない肌が欲しい」という人にはスティックタイプのコンシーラー(硬いので、リキッドタイプよりもヨレにくい!)がおすすめ。コンシーラーは湿ったメイク用スポンジを使って、気になる部分にトントンと軽く叩くようになじませるといいそう。

また、「もっと肌をカバーしたい、でもいかにもファンデーションを塗っているようには見られたくない」という場合には、パトリックはティンテッドモイスチャライザーを顔と首全体に伸ばし、赤みを目立たなくするのだとか。「(ティンテッドモイスチャライザーを)顔の中央に乗せ、指先か、湿らせたメイク用スポンジを使って外側に向かって伸ばします。そうすると、日光やカメラのフラッシュが肌に当たったとき、メイクが白浮きしません」。

5.目のクマはコンシーラーをひと塗りし、フワフワのメイク用ブラシで馴染ませる

ここでもスティックタイプのコンシーラーを使用。クマに沿ってコンシーラーを塗ったら、フワフワのブラシを使って頬や目尻に向かってぼかすといいそう。「そうすると、くすみを消しながら、カバーしたい部分をきっちりカバーすることができます」。

次に赤みを消すため、肌の色にマッチするファンデーションを顔の中央から外側に向かって伸ばし、頬、額、あごにトランスルーセントパウダーをはたけばOK。目元が気になる人は、ぜひトライしてみて。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation:Rubicon Solutions, Inc

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