自分に、本当に似合う色って…?
――色の選び方のポイントってありますか?
色は、一人一人の個性と同じように無限にあります。シュウウエムラでは昔から、自由に、楽しく、色を、メイクアップを楽しめるように豊富なカラーを揃えてきました。チークも5色から選ぶのと36色から選ぶのでは、発想が違ってくるのが想像できますよね! グローオンは全36色ありますが、すべての色が色味を出すものではありません。海外でも話題のコントゥアリングにぴったりな立体感演出をメインにしたカラーもありますし、光感や透明感を添える質感重視のカラーも存在します。
なりたいイメージや気に入った色で選ぶのは前提になりますが、結局のところ、自分の顔の上で実際に試してみないと、その色がどういう効果を自分にもたらしてくれるかわからないのが現実。メイクのいいところは、落とせばいつもの自分に戻れるところですし、実際に店頭で自分の肌の上で試して、「これぞ!」という色に出合って欲しいと思います。発色の度合い、色のグラデーションの仕方次第で、誰でもどんな色も使いこなすことができるんですよ。
――チークとアイメーク、色の相性も大事ですか?
色の相性という意味では制限はありません。ただ、どこかひとつを強めにしたら他は弱めるというような足し引きをおすすめします。バランスを見るというのがメイクにおいてはとても重要ですし、顔だけでなく、全身で見たときのバランスも大切。例えば、今季はカラフルなお洋服が多いので、目元にもヴィヴィッドなカラーを一刺し添えると今っぽくなるし、まとまりがいいんです。
煌びやかなゴールドは人気NO.1カラー。赤系の2色はまさに旬の色。驚くほどに色気が纏えるから、今すぐ取り入れたい。そして、夏に欠かせないメタリックな輝きのターコイズブルー。下まぶたに入れると、白目を美しく見せてくれる効果も♡
一見ハードルが高いように見える色でも、肌に乗せると馴染みながらもパッと決まりますし、全身で見たときのコーディネート感が抜群! 目元のカラーを映えさせるためには、頬はモーヴで肌の透明感をアゲるくらいがちょうどいいですし、抜け感もばっちり。こういう駆け引きのバランスが肝になるわけです。スキルが必要と思うかもしれませんが、そんなこともありません! まずは、シュウ ウエムラのカウンターで試していただくといいと思います。高い提案力・メイクスキルをもったメイクアップスタイリスト(美容部員)やアーティストが、色の選び方、使い方を詳しくアドバイスいたします。自分では気付けていない新しい魅力も見つかりますよ!
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Text/Aya Yazaki