毎日バッチリメイクをして出かける女性は、ただでさえ起きるのがツラい朝、みんなよりさらに早起きをしているはず。

「そんなの信じられない、私は1分でも長く寝ていたい!」という声が聞こえてきそうですが、コスモポリタン アメリカ版から、「メイクの濃さが収入の多さと関わっているかもしれない」という、こんな調査結果が。

ワシントンポスト>によると、この調査では、「魅力的な人々は"平均的"な人々より多く稼ぐ(具体的には20%増)」という風説の裏づけに取り組むとともに、男女別にどんな人が"魅力的"とされるかを定義。

その内容によると、女性の外見を判断する際、その人が持って生まれた美しさよりも、身だしなみの方が、はるかに"魅力的と感じるかどうか"に影響していることが判明。つまり、化粧、ヘアスタイル、服装により気を遣っている人の方が、収入が多いということに。

一方、男性においては、身だしなみは"魅力を形成する要素の半分"というところらしく、つまり、男性は女性ほど外見で判断されてはいないよう。

ワシントンポストのまとめによると、「研究者いわく、この結果は(特に女性にとって)、美とはその人が"どうあるか"ではなく、"どうするか"であり、生き方そのものだということを示唆している」とのこと。

ここまで来て、ちょっと気になるのが各国のメイク事情。調査が行われたアメリカでは、実に78%の女性が毎日メイクに1時間近くかけているとの調査結果が。イギリスでも、39%の女性が1日に平均して40分はかけているそう。一方日本では、メイクに21分以上時間をかける人はわずか11%(2009年調査当時)。最も多い11分から20分の間が34%なのだとか。

では、職場での女性の昇進の方はというと、2012年調べの女性管理職の割合が、アメリカで43.1%、イギリスで34.5%、日本で11.1%と、メイクに費やす時間に比例して下がっている(!?もよう。

メイク時間を増やせば日本の女性も昇進する(?)のかどうかについては今後の推移を見守りたいところですが、早起きしてメイクをし、パワフルに仕事をこなす元気な女性は、周りの人間を惹きつけるものなのかもしれませんね。

※この翻訳は抄訳です。

Translation:mayuko akimoto

COSMOPOLITAN US