肌の色に合わないファンデを買ってしまったときのがっかり感…。女性なら一度は体験したことはありそうだけど、実は50年代はそんなことがなかったかも? そんなニュースをコスモポリタン フィリピン版から。
<Vintage et Industrial>が<Facebook>に昔のメイクアップビデオを紹介したところ、1,200万回も視聴されるほど瞬く間に広く拡散されたのだとか! その内容というのが、1958年に撮影された、美容師がテーブルで複数の色調のパウダーをミックスしている様子を紹介したもの。
青い服を着た客は、自分の肌色に合わせたファンデーションが作られるプロセスにうっとりと見入っている様子。美容師は、混ぜ終わるとパウダーをすくってエスプレッソメーカーのような装置に投入。そしてルースパウダーに2トン相当の圧力を加えることで、コンパクトが完成。
レバーを外すと、固形状になったお馴染みのプレストパウダーが!
動画の中でナレーターは「(イギリスでは)17世紀後期、妻が化粧を施した場合、離婚を請求しても良いという法案が可決されました。入れ歯、カツラ、コルセットの使用も同様でした。なぜなら、それらは魔術と同類の行為とみなされていたからです」と解説。
元々、このビデオは古典的な映画、ドキュメンタリー、インタビューなどを紹介する<British Pathé>が2014年に公開したもの。
今となってはお目にかかることがないこんな自分のためだけのパウダーを作ってくれるという贅沢サービス、誰かが始めてくれたら、たちまち大成功しそう!
さらに昔のメイクアップレッスンビデオに興味があれば、こちらもチェックしてみて。きっと、レトロでエレガントな映像に魅了されるはず!
このメイクアップレッスンビデオは、なんと1938年のもの。
1944年に撮影されたこのビデオは完璧な眉メイクの仕方を披露。
ついでに、1947年のフェイシャル映像も。
こちらは1939年にメイクアップアーティストが3人の若い女性にメイクを施すビフォー&アフターの様子。
※この翻訳は、抄訳です。
Translation:Rubicon Solutions