朝って時間に追われてどうしてもバタバタしますよね。シャワーを浴びたり、食事の準備をしたり…。たいてい何かしらやり忘れたことが見つかったりして、てんてこまい。その結果、「メイクにかける時間がほとんどない!」という流れに。

毎日のメイクをもっと手早くできたら助かるのに…そんなあなたに、<Good Housekeeping>で紹介された、2人の専門家がすすめる時短ワザをお届けします。

リジット・オキーフさん(メイクアップ・アーティスト)のおすすめ時短テク

1人目は、ロンドンで話題のエステサロン、<ブラッシュアンドブロウ>の創始者でメイクアップ・アーティストのリジット・オキーフさん。時短にかかせないアイテムや意外な「メイク道具」を教えてくれています。

1.プライマー(下地)は絶対に塗りましょう。ささっと塗れるし、毛穴やしわを目立たなくするのに効果的です。下地作りさえきちんとしておけば、1日中化粧崩れ知らずのはず。日に何度も化粧直しをする余裕のない忙しい女性こそ、ぜひプライマーを使ってみてください」

2.つけまつげを着けることで目ヂカラがアップするし、マスカラも不要になります。普段マスカラを重ね塗りしているという人は、つけまつげの方が簡単かもしれません。澄みきった目をキープするためには、目の赤みを抑えてくれる目薬も常備してください」

3.「時短と保湿を両立するにはスプレータイプのミスト化粧水がおすすめ。いつものスキンケアをする暇がないときのお助けアイテムにもなります。1日中しっとりして乾燥肌になるのを防いでくれる、お気に入りの商品をぜひ見つけてください」

4.「口紅がにじんでしまったときや、マスカラが目元についてしまったとき、アイライナーがはみだしたときなど、さっと補正するにはコンシーラーが大活躍します。化粧直しのときのレスキューアイテムとして、バッグには必ずコンシーラーを入れておきましょう!」

5.「急いでいる時には、メイク道具のかわりに指先を活用しましょう。手の温度で、化粧品が伸びやすくなるし肌なじみもよくなるからです」

6.リップライナーはマットな口紅としても使用可能です。崩れにくいのもいいところ。リップライナーで唇の輪郭を描いてから唇全体を塗りつぶせば、リップメイクは完了です!」

アーリンダ・ゴールディさん(メイクアップ・アドバイザー)のおすすめ時短テク

2人目は、海外のドラッグストアチェーン<Boots>でメイクアップ・アドバイザーをしているアーリンダ・ゴールディさん。手順を変えるトリックや、アイメイクの合わせ技など、目からウロコの時短ワザを教えてくれています。

7.「モイスチャーライザーはSPF成分の入ったものを選んで、別々に塗る手間を省きましょう。クリームは、お肌にスピーディになじんで浸透するライトなタイプを選べば、時間をおかずにファンデーションを塗れるからおすすめです」

8.「アイシャドウを使う場合は、ファンデーションの前に。カラーパウダーが飛んでベースメイクもやり直し、なんて手間が省けるからです」

9.「マストアイテムだけを入れたセカンドメイクバッグを、あらかじめ準備しておきましょう。朝出かける前に、メイク道具一式から必要なものを選ぶという無駄な時間が省けるはずです」

10.「くっきりしたアイラインは目ヂカラアップのために効果的。でも、きれいに仕上げるのに時間がかかってしまのが難点なので、マスカラとの合わせ技がおすすめです。昼間はアイラインをぼかし気味に引いておいて、夕方以降、もっとばっちりメイクにしたいときは、マスカラの重ね塗りをしてボリュームアップさせるのがいいでしょう」

11.リップカラーはチークとしても活用可能です。頬骨の辺りにリップカラーを軽くつけ、指でなじませれば、自然な赤みが足せますよ」

いかがでしたか? 時短のコツはいろいろなところに隠れていそうですね。まずは、いつの間にか増えてしまったメイク道具を厳選して、「マストアイテム」だけをポーチにまとめるところから始めてみては。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation: Nobuko Yamazaki(Office Miyazaki Inc.

Good Housekeeping UK