メイクをする際、コスメを手で塗るか、スポンジやブラシで塗るか…という論争はたびたび見聞きするけど、今回は「手を使う派」の意見をピックアップ。

プロのメイクアップアーティストたちに「手でメイクをするメリット」を、コスモポリタン アメリカ版が聞いてみました!

1 . よりナチュラルな質感に

手で塗りやすいテクスチャーの商品を提案するブランド、RMS Beautyの創設者ローズ=マリー・スウィフトさんいわく、「(他の形状のものは手では難しいですが…)クリーム系の化粧品は、手を使ってなじませると、よりナチュラルで色っぽい質感に仕上がります」とのこと。

2 . 微妙な調整がしやすい

ブラシを使わないことで知られるメイクアップアーティストのディック・ペイジさんは、「指はとっても繊細。テクスチャー、水分、とろみなどを敏感に感じ取るから、色味などの微妙な調整が可能になります。ブラシやスポンジではできないことですね」と語っています。

3. なじみやすい

スウィフトさんによると、「手の体温で化粧品がやわらかくなり、肌にのせたときもなじみがよくなる」のだとか。

4 . 衛生的

「自分の手なら、汚れているかいないかが、はっきりわかるでしょ?」と話すのは、メイクアップアーティストのトム・ぺシューさん。スポンジやブラシは、そんなに頻繁に洗うこともないでしょうから、手の方が確実に衛生的なはず。

では、素手のみでメイクをするにはどうしたら? 簡単なテクニックを教えてもらいました。

ベース:液を少量ずつドット(水玉)状に顔にのせて、外側に向かってのばします。

チーク:頬の丸みに沿ってくるくるとのばします。

ハイライト:頬骨、鼻筋、上唇、涙袋など、強調したい部分にのせたら、軽くたたくようにのばします。

アイシャドー:まず手の甲をパレット代わりにしてアイカラーをのせます。次に指(自分の好きな指で大丈夫!)を使ってアイカラー取ってまぶたにのせます。二重のラインや、下まぶたなどのばしにくいところは、小指を使えば問題なし!

リップ:人差し指にリップカラーをとったら、軽くすぼめた唇の真ん中にのせて、口角に向かってぼかします。セクシーな口元を作るのに、くっきりと輪郭を取る必要はないのです。

難しいテクニックはいらなさそう! ブラシもスポンジも使わないメイク法、試してみませんか? 

※この翻訳は、抄訳です。

Translation: Captain & Me, Inc.

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