今思うとなんでマネしたんだろう…と思ってしまう、メイクトレンドの変遷。
どの時代でもメイクトレンドを発信し、牽引してきたのはセレブたち。今見てもかわいいものから、「なんであの頃マネしたんだろう…」と思ってしまうものまで、メイクトレンドの移り変わりをコスモポリタン アメリカ版が総まとめ! カムバックしたトレンドもあるけど、中には思わず「古っ!」とツッコミたくなるものも…(笑)。
※この翻訳は抄訳です。
Translation:山下 英子
Marie Clare US
写真は、当時の人気バンド<ブロンディ>のボーカル、デボラ・ハリー。とにかくチークを濃く塗れば塗るほどかっこよかったのがこの頃のトレンド。一歩間違えたら京劇の役者さんみたい。
今見ると体調悪そうにしか見えないパープルの口紅、当時のイットガールだったマドンナも愛用してました。
カーラ・デルヴィーニュのような太眉は今やトレンド。でも80年代の太眉美人は何と言ってもブルック・シールズ。
ヴァネッサ・ウィリアムスのような、大人のメイクを目指す人に好まれたのが、色味をあえて抑えたナチュラル・リップ。
赤レンガのような色味の濃いレッドリップが大流行。モリー・リングウォルドのようにコケティッシュな雰囲気でまとめるのが正解。
王室の中でも遊び心のあるメイクを楽しんでいたダイアナ妃。そんな彼女の青いアイライナーも当時はちょっとした冒険でした。
90年代が近づくにつれ、カラフルな色で遊ぶメイクは人気を潜めて、ニュートラルな色づかいが好まれるように。キム・フィールズのつけているようなブラウンリップがクールとされた時代でした。
コントゥアリングの元祖とも呼べるような、ミシェル・ファイファーのメイク。目と頬骨にシャドウを入れて、立体感を演出。色づかいは控えめだけど、濃淡のつけ方はむしろ以前より工夫されるようになった頃。
華やかで女性らしいけど大げさになりすぎない、ローズ系のリップが人気に。写真はサラ・ジェシカ・パーカー。
オシャレな女の子の間で大流行したのが細眉。写真のドリュー・バリモアほどは細くしないにしても、眉毛を抜いたり剃ったり忙しかったのがこの頃。
今ではここまでくっきりと唇の輪郭をなぞる人はそんなにいないと思うけど、当時はジャネット・ジャクソンのように、輪郭と唇が別の色なのがはっきりわかるような塗り方がトレンドに。
一見すっぴんだけど実はちゃんとメイクしている…この当時のイットガール、リヴ・タイラーのような「すっぴん風メイク」が好れたのがこの年です。
メイクに白や明るい色をプラスするのが大流行。しかも現代のように白をハイライト的に使うのとはちょっと違う…。このクレア・デインズの白いアイシャドウ、今見たら「なぜ?」と思うけど、クールな目元がおしゃれとされた時代だったのです。
テカテカするメタリックリップは、つけている人がロボットみたいに見えてしまう場合も…細身で目の大きいウィノナ・ライダーは、暖色系の艶やかなリップの方が美しさが際立つはず。
メタリック人気が全盛だった頃。トーンも色づかいもまるっと無視して、べったりとメタリックなシャドウを塗ったジェニファー・ロペス。彼女は今でも服やアクセ、メイクにメタリックをプラスするのが大好きだけど、今ならこの塗り方はしないはず。
相変わらず人気のメタリックだけど、ちょっと方向変換して、今度はブロンズ系のメイクが登場。タイラ・バンクスのメイクは目元も唇もブロンズで統一。深い色から明るい色までトーンを駆使して大人顔に。
クールなメイクから、徐々にグラマラスなメイクに流行がシフト。パメラ・アンダーソンのような囲み目スモーキーアイの人気が急上昇。
細眉や赤リップ、プラチナブロンドなど新しいトレンドに果敢に挑戦するグウェン・ステファニーは、チークやリップにもっと色味をプラス。しかもアイシャドウはネオンブルー! でも80年代のようにべたっとは塗らず、ちゃんと濃淡をつけてます。
パープルは時々流行るけど、クリスティーナ・ミリアンの選んだ紫はメタリックなライラック色。まぶた全体が周りと色が違って見えるようなシャドウの塗り方、今では懐かしい!
そしてこの頃、若い女の子たちの新しい必需品「グロス」が登場。テカテカ光る唇がトレンドでした。お手本はブリトニー・スピアーズ。
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