もし、あなたがいつも寝不足で、コーヒーを片手に眠気と闘っているとしたら、寝室にもその理由があるかも…? インテリアを含め、睡眠習慣を変えることは、大きな違いをもたらすきっかけに。ホームデザインの専門家で、高級マットレスブランド、スターンズ&フォスターのアンバサダーでもあるジョナサン・スコットさんいわく、「元気を取り戻すことができる、美しさを兼ね備えた素晴らしい寝室こそが、あなたの生活に影響を与えるもの」とのこと。そこで、スコットさんがおすすめする寝室作りの11のコツを<Good Housekeeping>からご紹介!

1.静かな空間を作る

居心地のいい環境であればあるほど、眠りの質も向上するもの。今のところ部屋の壁紙を替える時間はないかもしれないけれど(もしするなら、おすすめは穏やかにする「青」)、ベッド周りに心を穏やかにする写真を数枚置いてみて。

2.仕事に関係するものを置かない

「寝室にオフィスを持ち込むのはいいアイデアではありません」とスコットさん。「寝室は働くための場所ではないのです。寝室の目的は、リラックスし、充電し、緊張をほぐすことです」

3.物を片づける

「寝室のリラックスムードを壊すものの1つは、物が散らかっていることです」とスコットさん。おすすめは、ベッド下に収納ケースを入れることとベッド脇に引き出しのついたナイトテーブルを置くことだそう。

4.明かりを消す

照明だけでなく、テレビやパソコン、スマホの電源も切ること。明るい光は体内時計に起きろというメッセージを送るので、睡眠サイクルを狂わせ、眠りの質を低下させるそう。明かりは日中と夜明けにのみつけること。夜中の12時に仕事のメールが届いても開いてはダメ。

5.室温は低めに

ある研究によると、快眠に最適な温度はおよそ15.519.5度。布団で汗をかいたり、震えたりすると、寝苦しい夜になること間違いなし。理想的な湿度は3040%なので、(特に寒くて乾燥する季節には)加湿器を使って室内の空気を調整してみて。

6.シーツを揃える

「私はシーツ代をケチることはありません」とスコットさん。少なくともシーツと布団カバーを2セットずつ揃えて、汚れたらすぐに取り替えられるようにするべきです、とのこと。

7.静かにする

寝ているときも、私たちの耳は聞いているもの。だから、テレビをつけっぱなしにしたり、スマホからノイズが聞こえてきたりすると、眠りの質が下がることに。ただし、ホワイトノイズ(周波数が同程度の雑音)は、むしろ眠りを誘う効果も。アメリカ国立睡眠財団によると、環境音は背景音(例えば、車のドアを閉める音)をブロックし、よりよく眠れるようにしてくれるのだとか。

8.リラックスする香りを足す

ある研究によると、ラベンダーの香りは心拍数や皮膚温、血圧を下げ、よりリラックスした状態にしてくれるのだとか。また、学術誌『International Journal of Neuroscience(神経学国際ジャーナル)』によれば、ラベンダーの香りは気分を良くし、眠くさせる効果もあるそう。だから、寝る前にラベンダーのアロマキャンドルをつけるか、ラベンダーの香りの洗剤でシーツを洗ってみて。

9.快適な寝具を揃える

当たり前に聞こえるけど、しばしば見過ごされていること。マットレス、枕、シーツは、快適な眠りのために大きな役割を持つもの。様々な寝具があるし、どれもすべての人に合うわけではないので、ちょっとした試行錯誤をして自分に最適な寝具を選ぶことが重要。シーツ、毛布、布団は通気性が高く、湿気を逃がすものを選んで。これはパジャマにも言えること。

10.毎朝ベッドメイキングをする

朝のベッドメイキングはたしかに夜の眠りに影響するのだとか。アメリカ国立睡眠財団が行ったアンケートによると、規則正しくベッドメイキングをしている(そして、寝室をより清潔にしている)回答者は、それによって夜の睡眠の質が影響を受けていると強く感じていたそう。

11.就寝前にマインドフルな瞑想をする

寝る前に、日中の圧力を弱め、パワーダウンするためのひとときを取り入れてみて。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation:mayuko akimoto

GOOD HOUSEKEEPING