無事出産を終え、カワイイ我が子を手に抱いたとき「こんな幸せなことってある!?」と喜びに包まれたはず。でもしばらくすると妊娠中に増えた体重が気になりはじめ、「どうやったら元の体重に戻せるの?」「出産後すぐに体重を戻すセレブも多いのに、なぜ私は…」と悩み始めてしまう人も多いのでは?

ここでは、そんな新米ママのための「産後ダイエットを始める前に知っておきたいこと」をコスモポリタン アメリカ版から。パーソナルトレーナーや栄養士がつきっきりでケアしてくれるセレブと違い、産後の体型管理はとっても大変。だからこそ、無理をせず時間を掛けて、健康的にトライするのがベスト!

1.体が変化したことを受け入れる

個人差があるものの、人によっては妊娠&出産を経験することで、体そのものが変わってしまう場合も。出産後ストレッチマーク(妊娠線)が残ってしまう人もいるし、お尻や背中にお肉が付きやすくなってしまうなど、その変化は人それぞれ。あなたの体は赤ちゃん、つまり"命"を作り出したのだから、命を育む過程で変化するのはごく当然のこと。まずは体の変化を理解し、受け入れることから始めてみて。

2.食事制限はほどほどに

早く痩せたいからと極端な食事制限をするのはNG。「出産後20日目から、チキンと野菜しか食べない!」と決めたところで、厳しすぎるとあっさりギブアップしてしまう可能性も。ダイエット中でも時には "開放日"をもうけて、カロリー高めのケーキやドーナツ、またはちょっぴりお酒などを飲んだってOK。そうすることでまた次の1週間、頑張ることができるから!

3.産後ダイエットは時間を掛けてゆっくりと

産褥期を終え、「いつもの生活」に戻ることで自然に体重が減っていく人もいれば、そうでない人もいるもの。大切なのは焦らず急がず「時間を掛けてゆっくりと」を実践すること。栄養バランスを考えた食事を心がけ、体をいたわりながら気長にダイエットするのが1番の近道。

4.食事と運動のプランをたてる

焦らずゆっくり、たまにはご褒美…とはいえ、ダイエットの基本はやっぱり「食事と運動」。自分の食の好みや生活ルーティーンを考慮した"実現可能な"食事と運動のプランを立ててみて。無理なプランを立ててあっという間に挫折…では悲しすぎる(涙)。楽しみながら長く続けられるプランであることが大切。

5.ハードすぎないエクササイズから始めよう

子育ては24時間体制のマラソンのようなもの。そんな大変な時期に、いきなりハードな運動を長時間すると体調不良につながることも。産後にエクササイズを再開するなら、妊娠前にこなしていた運動量の13ぐらいを目安に始めてみて。出産後の体はデリケートなもの。少しずつ筋肉や持久力を取り戻せば、自然と以前と同じ程度のエクササイズができるようになるはず。

6.家族や友人を巻きこむのも手

パーソナルトレーナーを頼むのはムリでも、みんなの前で「ダイエット宣言」し、家族や信頼できる友人を巻き込むことはできるのでは? 定期的にエクササイズや食事内容をチェックしてもらったり、時には愚痴も聞いてもらったり。そうすることで孤独な戦いが一転、楽しみに変わるかも! 体重が減ることや、運動量が増えるたびにほめてもらえるのも励みになるはず。

7.「ヘイトコメント」は気にしない

産後ダイエットを始めると、「妊娠前よりふくよかになるなんて当然のこと。ダイエットなんて必要なし!」「エクササイズなんかしてないで、もっと子どもとの時間を大切にすべき」などの"雑音"が聞こえてくることも。でも、あなたの体はあなた自身のもの。目標を決めたら、ネガティブなコメントは気にせずに、マイペースでゴールを目指して!

8.あきらめないで!

ダイエット中、挫折しそうになったり心が折れそうになったりする時期は誰にでもあるけど、大切なのは「あきらめずに続けること」。体重もサイズもほんの少しずつしか落ちないけれど、でも継続すれば必ず1ミリ、1グラムずつ「妊娠前に履いていたスリムジーンズが履ける体型」に近づいていくはず。継続は力なり。目標を見失わずに頑張って!

この翻訳は、抄訳です。

Translation: 宮田華子

COSMOPOLITAN NG