鬱は、孤独や恐怖感を伴う上、他人に相談しづらいというのがツラいところ。もし自分が鬱でなくても、大切な人がもし苦しんでいるときは…? 今回は、そんなとき参考にしたい記事をコスモポリタン イギリス版から。
鬱病と診断される人は増加傾向にある以上、鬱病患者もそうでない人も、この病気についてオープンに語れる環境が不可欠と言えます。メンタルヘルスの慈善団体である<Mind>によれば、今後6人に1人が鬱になる可能性があるとのこと。また2020年までに、鬱は世界で2番目に深刻な健康問題になるとも言われています。ちなみに、イギリスの場合、抗鬱剤が処方される年間件数は6,000万以上に達するんだそう。<Mind>が示してくれた正しい接し方についてをご紹介します。
1.病院に行くことを勧める
「あなたができるもっとも重要なことは、病院での適切な治療を勧めることです。治療によって状況は良くなるはずだと伝え、安心させてください。ただし、くれぐれも思いやりと一緒に考える気持ちを忘れずに」
2.テキストメッセージを送る
「『自分には治療が必要だ』と認めることには大きな勇気が必要ですが、他人であるあなたが鬱のことをあえて話題にしてもいいでしょう。ただし、あからさまに話題にする必要はありません。元気にしているかどうか気になったと言うだけでも十分です。または、お茶を飲もうとか、夕食や散歩に誘ってもいいでしょう」
3.本人を責めない
「心配性や鬱に苦しんでいるお友だちを責め、『しっかりしなよ』などと言わないように気をつけましょう。お友だちはすでに鬱になった自分を責めていることが多くで、批判することは何の得にもなりません」
4.忍耐強く接する
「鬱の人は普段よりも神経質になりやすく、他人を誤解したり、逆に誤解されたりしがちです。時には、他人から自分を安心させてくれる言葉を求めているかもしれません」
5.鬱の引き金となるものに注意する
「ストレス、恋愛関係、金銭的な悩みなど、お友だちの鬱状態を悪化させる具体的な要素があるかもしれません。それが何であるかを見極めればそのような状況に気づくことができるため、鬱状態が悪化しないよう、何らかの対処をするように促してあげましょう」
※この翻訳は、抄訳です。
Translation: Rubicon solutions