セレブにとって、補正下着はもはや定番アイテム。でこぼこした贅肉をはじめ、ブラやパンティーのラインを隠してくれるから、彼らのスタイルを保つための強い味方でもある。ただし、安易に彼らの真似をするのは要注意。コスモポリタン イギリス版から医学的な観点も含めて起こり得る問題をピックアップ。

1.膀胱炎にかかる

七転八倒しないと履けないような下着を着けると、尿意を催してもトイレを避けがちに。そうすると、膀胱炎になる可能性が高まってしまう。その点では、トレンドのジャンプスーツも避けたほうが安全かも。

2.内臓が締め付けられる

現代版コルセットとの異名を持つ補正下着。ジョン・クメール医師が<ハフィントン・ポスト>の取材に回答しているように、締め付けによって内臓が圧縮されてしまう可能性があると指摘。

3.胃酸の逆流

胃、腸、大腸が圧迫されたら、消化器官にとっていいはずなどない。きつい補正下着は胃酸の逆流や胸焼けを引き起こす可能性が大なんだとか。

4.ガスや空気がたまり、お腹がふくれる

爆食後にジーンズがきつく感じた経験は誰にでもあるはず。締め付けられた内臓は本来の消化活動が邪魔されるため、このような問題を生じやすくなるらしい。

5.オシッコをもらす

過敏性腸症候群や失禁しやすい人は要注意。クメール医師が指摘した通り、補正下着の着用によって内臓が圧迫され、失禁しやすくなるんだとか。

6.麻痺やしびれが生じる

カレン・エリクソン医師によると、神経が圧迫されることによって知覚異常性大腿神経痛が発生し、しびれ、痛み、麻痺などが生じる可能性が高まるらしい。

7.脚の静脈瘤や血栓の原因になる

長時間に渡って脚を締め付けると、これらの問題が生じやすくなるんだとか。静脈瘤には遺伝的な要素が強いものの、気をつけておいて損はない。

8.過呼吸になる

Daily Mail>によると、ブリストル理学療法クリニックのリチャード・ブリックネル医師は、体への圧迫は血管や胃だけでなく、呼吸にも影響を及ぼすと指摘。というのも、横隔膜が最大限にまで膨らめないため、息切れや過呼吸になりやすいとのこと。

9.細菌に感染する

体に密着するものを着ていると発汗が促進される上、汗や湿気が閉じ込められてしまうため、細菌が繁殖しやすくなるらしい。ガードルタイプの補正正下着の場合、膣カンジダ症をはじめ、背中やお腹の皮膚炎などを引き起こしやすいんだとか。

10.埋没毛(埋もれ毛)を起こす

サロンでアンダーヘアをワックス処理した後には、必ず肌に密着しない服を着るように言われるはず。というのも、肌に密着する素材はデリケートゾーンに皮膚摩擦を起こすから。さらに、赤いぶつぶつを伴う毛嚢炎の原因にもなるんだとか。

11.姿勢が悪くなる

中には補正正下着は姿勢を良くするという人もいるけれど、それに頼ってはコアマッスルを鍛えられない。

12.長時間の着用は避ける

たまに短時間着用する程度ならともかく、日常的に使うのは考えもの。自分の体をがんじがらめにするようなことは絶対やめて。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation:Rubicon solutions

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