米国医学研究所によると、女性は1日に9カップ(約2リットル)の水を飲むべきだと言われているらしい。

「でも、そんなに飲んだらお手洗いが近くなっちゃう!」と思ったあなたに、コスモポリタン アメリカ版から「水分補給がもたらす6つの効果」をお届け。今すぐ水が飲みたくなるかも…?

1.病気になりにくくなる

十分な水分補給をしていると、腎臓結石や、膀胱がん及び結腸がん、また、心臓発作になる確率が低くなると言われているんだとか。

2.代謝が上がる

スキンケアの専門家、ハワード・ムラド博士が2010年に発表した著書『The Water Secret(水にひそむ秘密)』に含まれる個人研究によると、体内の水分量が高いほど、基礎代謝率(何もせずじっとしている間に消費されるカロリー率)も上がることがわかったのだそう。

3.集中力が上がる

キングス・カレッジ・ロンドンの精神医学研究所が2011年に行った研究によると、脱水状態の10代の若者の脳は、頭蓋骨の中で収縮してしまっていることが判明。彼らに問題解決能力を測るゲームをさせたところ、水分を十分に摂取していた若者たちと比べて、ゲームの成果は同等だったものの、より脳に負担がかかっていることがわかったそう。(つまり、十分な水分補給は、脳を通常のサイズに戻す効果があるということ!)

4.カロリー摂取量が抑えられる

2010年に「公衆衛生及び水資源研究所」が、45人の成人を対象に行った調査では、食前に470ミリリットル(グラス約2杯分)を飲んだ人は、飲まなかった人に比べてカロリー摂取量が75~90キロカロリーほど少ないことがわかったのだそう。その結果、3カ月の実験期間において、水分を十分に摂っていた人たちはそうでない人たちと比べ、平均で約2.3キロほど体重が落ちていたらしい。

5.しわが減る

ムラド博士の著書によると、十分な水分補給は肌に潤いを与え、しわを伸ばし、くすみを減らすということも研究の中でわかったのだそう。

6.気分にも影響する

マサチューセッツ州メドフォードにあるタフツ大学で2009年に実施された研究では、ボート部の男子と女子のメンバーに60~75分間のハードなエアロビ運動に参加してもらった後、水分を十分に摂らなかったグループと、水分補給をきちんとしたグループに分けたところ、水分不足のグループの方が疲労感、イライラ、緊張、気分の乱れや落ち込みといった症状を訴えたのだとか。

この翻訳は、抄訳です。

Translation:名和 友梨香

COSMOPOLITAN US