水泳とサウナは健康的なリラックス法として知られているけど、実際に体にもいいのだとか! 最新の論文によると、週に2回サウナに入ると、肺炎など一部の感染症のリスクを減らせるのだという。

イギリスの新聞<テレグラフ>の記事によると、この研究はイギリスのブリストル大学とフィンランドのイースタン大学により行われたもので、サウナに入ることで胸部疾患のリスクを減らせることが判明したのだとか。

定期的にサウナを利用している男性は、肺炎にかかるリスクが27%低く、利用回数が週に4回以上だと、感染症にかかるリスクが40%も減るとのこと。

研究チームは4261歳の男性約2,000人を対象に、25年間にわたり健康状態を調査。その中で、サウナの利用状況に加え、ぜん息、胸部感染症による肺炎、慢性閉塞性肺疾患(COPD)による胸部疾患が原因の入院歴も記録したという。

テレグラフによると、男性を対象としたこの研究結果は女性にも当てはまると見られ、「サウナを利用することで気道閉塞が緩和する」ため呼吸器系疾患に効果があると考えられているようだ。

論文の著者は次のようにコメント。

「今回の研究結果から、急性疾患と慢性疾患の両方にサウナはよい効果をもたらすということが立証されました。サウナは楽しくリラックスできます。ほとんどの人にとってサウナは安全で、あまり負担がかからない健康法ですよ」

ただし、妊娠中の人や最近、心臓発作を起こした人、高血圧や低血圧の人はサウナの利用は避けた方がいいそう。また、病気などでサウナの利用に不安がある場合は、必ず医師に相談を。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation:Rubicon Solutions, Inc

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