鏡で自分のぽっちゃりした後ろ姿を見てため息をついたことがある人! 実は、そのぽっちゃりしたお尻が健康の証かもしれないそう

Good Housekeepingによると、お尻や太ももに脂肪が付いた洋ナシ体型の女性は、標準体重を超えていなければ、心臓病、脳卒中、糖尿病などの健康リスクが低いのだとか。

Cell Metabolism』という学術誌に掲載された論文によると、腰や太ももまわりの脂肪は、お腹まわりの脂肪に比べると健康的なのだとか。

(論文を執筆した)研究者たちは腰や太ももが「スポンジ」のような役割を果たし、心臓や肝臓に脂肪が流れていくのを阻止していると考察。心臓や肝臓に脂肪が付くと、深刻な病気につながりやすいという。

また、多くの人は、「BMI値が標準」イコール「健康」と思いがちだが、高血圧、高血糖、高脂血症などのリスクはゼロではないとのこと。981人を対象に行った検査によれば、腰や太ももまわりが太い人の方が低リスクだったのだとか。

論文によると、洋ナシ体型は痩せ型に比べて病気のリスクが低いと思われる一方で、体重が肥満の域に達すると内臓脂肪率も基準値を超えてしまうため、太り過ぎてしまったら、大きな差はないらしい。

論文の筆頭著者であるノルベール・ステファン博士は<デイリー・メール>の取材に対し、「体重が標準値内であれば、肉がお腹まわりに付くリンゴ体型よりも、下半身に付く洋ナシ体型の方が健康的なんですよ。腰と太ももは脂肪を吸収する"安全スポンジ"の役目を果たし、脂肪が血管に流れ出して臓器に運ばれるのを阻止しているのです」と答えている。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation:Rubicon Solutions, Inc

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