新しいダイエットやフィットネスプランをスタートするときは、なぜか週末を終えた月曜日を選ぶ人も多いのでは?

ところが、コスモポリタン イギリス版によると、健康的な食生活を保つ上で、月曜日がもっともキツい日であるそう。<Women's Health>がその真相について、栄養士のジェイミー・マスさんにインタビュー。すると、正しい食生活を送ろうと思っても挫折するというサイクルを繰り返しがちになる理由が分かったのだとか。

学術誌『臨床栄養学の欧州ジャーナル』で発表された研究の結果、私たちの平均的な食事パターンが明らかになったとのこと。それは、土曜日と日曜日に肉を、金曜日と土曜日に炭水化物アルコールを、そして金曜日、土曜日、日曜日にもっとも多くカロリーを消費するそう。休日に人との接触が増えたり、ゆっくりと食事を味わう時間があることを考えると納得。

ところが、先述のマスさんは、健康的な食生活を阻む要素について「『月曜日になったらきちんとした食生活に戻ろう』という思考回路は危険です。これは『ゼロか100か?』という考え方を表しており、最終的に不健康な食事パターンにつながります」と解説。つまり、一旦週末に妥協してしまうと歯止めが効かなくなり、高カロリーメニューをドカ食いする羽目になってしまうという意味だそう。

しかも、週末に際限なく食べてしまうと睡眠パターンが阻害されてしまうため、月曜日から新たなスタートを切ることが難しくなるとか。つまり忙しく週末を過ごした後、睡眠不足に陥ってしまい、さらにお酒が入ると、睡眠の質も低下してしまうとのこと。そのため、月曜日が来ると体力はゼロになってしまい、挙句の果てに体は脂肪分たっぷりの炭水化物を何よりも欲してしまうらしい。これではネガティブスパイラル一直線。

では、このパターンに陥っている人が注意することは? マスさんは、「あなたの目標は単に週5日だけ健康的な食事をすることではなく、健康的な生活を常に送る、ということを忘れないでください」とアドバイス。

正しい食生活を送ることはいつでも始められるという考え方を念頭に、高カロリーのご褒美フードを適量に抑えることさえできれば、今まで以上にルールを守りやすくなるかも。そうすれば、月曜日にこだわらず、きっと目標を達成できるはず!

※この翻訳は、抄訳です。

Translation: Rubicon Solutions, Inc.

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