「昼寝」といえば、体力回復、気分がすっきりする、生産性アップなどいいことづく目と言われているけれど、<ニューヨーク・タイムズ>もに昼寝を推奨する研究結果を紹介。また、コスモポリタン アメリカ版も紹介しているように、女性が疲れているのは、睡眠不足だけが原因ではないそう。なんでも、脳の構造により、女性は20分以上、またはそれ以上、男性よりも長い睡眠時間を必要としているそう。…ということは、女性こそ昼寝を積極的にすべきということ…?

女性が疲れているのは、睡眠不足だけが原因ではないそう。実は、女性であるがために、睡眠が十分に取れていないとか

社会学者のスザンヌ・ビアンキ教授が「アメリカ人の時間の活用に関する調査」のデータを分析したところ、女性、とりわけ仕事を持つ母親の場合、自分の睡眠時間と自由時間を犠牲にする傾向にあることが判明したそう。

ベストセラーとなった『Overwhelmed: Work, Love, and Play When No One Has the Time(疲労困憊:誰もが時間がないとき、いかにして働き、恋愛し、楽しむか)』の著者であるブリジッド・シュルトさんは同書の中でアメリカ人が送る目まぐるしい多忙な生活を分析。彼女は『マリ・クレール』に対し、女性がこれほどまでに疲れ切っているのは「精神的労働」のせいであり、女性には多くの用事がのしかかっていると指摘している。つまり、各種スケジュール管理、他人の誕生日、弁当の用意、歯医者の予約などは基本的に女性が担当しているとのこと。

さらに、「家族の体温を測り、体調や気分に気を配る。家族皆が楽しんでいるか、ちゃんと心が満たされている状態かを確認することは(女性に対して)精神的な負担を強いるものです」とも指摘している。

中には、短い睡眠時間であらゆることを完全に成し遂げているスーパーウーマンたちがいることはいるけれど、そうでないその他大勢の女性たちにとって、睡眠不足は短期および長期的な記憶に影響を及ぼし、イライラを生じさせ、衝動を抑えられなくし(健康的な野菜や穀物よりも、太りやすい食べ物を欲するなど)、反応を鈍らせ、免疫システムを低くするなど、いい影響はなさそう。ちょっとの昼寝がリフレッシュさせ、生活全体にもいい影響をもたらすのであれば、学校や職場で女性が昼寝をしたり、休憩したりする時間を積極的にとっていきたいですね!

※この翻訳は、抄訳です。

Translation: Rubicon Solutions, Inc.

COSMOPOLITAN US