サンパウロ大学で生理学を教えるブルーノ・グアラノ教授が行った研究によると、カフェインがワークアウト効果を高めるということが科学的に実証されたそう。コーヒーとワークアウトの気になる関連性について、コスモポリタン アメリカ版が紹介している。

The Cut>によると、グアラノ教授は以前よりエクササイズマニアで、大のコーヒー好きなのだとか。

教授は、被験者として自転車競技の男性選手を集め、摂取したコーヒーの量によってグループ分け。カフェインを摂取していないグループ、プラセボ(有効成分を含まない、治療効果のない薬)を摂取したグループ、400ミリグラムのカフェイン錠剤を摂取したグループで実験を実施。ちなみに、カフェイン錠剤400ミリグラムとは、濃いコーヒー4杯分とのこと。

実験結果はというと、450キロカロリーを燃焼するまでの時間を計測したところ、カフェイン錠剤を摂取したグループは、摂取していないグループに比べ、3.3%早く目標を達成したとのこと。また、プラセボを摂取したグループでも、燃焼にかかる時間を2.2%短縮できた点が興味深いとのこと。でも、もっとも注目すべき点は、普段ほとんどコーヒーを飲まない選手も、コーヒー好きな選手も、同じように運動効果が上がったことなのだとか。

教授によると、コーヒー(カフェイン)による運動効果の向上がどの程度まで可能なのかはまだ分かっていないとのこと。それでも、朝、ジムに行く前のコーヒーは目覚まし効果だけでなく、ワークアウト効果も引き上げてくれそう。何事もほどほどが一番とはいえ、コーヒー好きにとっては耳寄りな情報かも! 

※この翻訳は、抄訳です。

Translation: Rubicon Solutions, Inc.

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