日本には「幸せ太り」なんていう言葉があるけれど、その一方で「恋をしたら痩せる」というのも昔からよく耳にする説。考えられる理由としては、付き合い始めはセックス頻度が高くなるため、減量につながるから…と思いきや、女性がセックスで消費するカロリーは、実は1分につき平均たったの3.1キロカロリーというデータもあるので、これが「正解」とは言い切れなさそう。では、「恋をすると痩せる」と言われるのはなぜ?

コスモポリタン  アメリカ版によると、この現象の裏付けになるかもしれない調査存在すう。の調査によれば、新しい恋人ができて気分が高まると、それに伴幸せホルモンであるセロトニンのレベルが高まるという結果さらにこのたび<Nature Communications>に発表された報告書によると、研究者たちはセロトニンと脂肪燃焼の関連性を突き止めたのだとか。なんでも、セロトニンが増えると脳は腸内細胞に対して「体脂肪を燃料に変えろ」、という信号を送るのだそう。

ただし、それ以外のホルモンや、食習慣、運動、環境など、恋愛関係に影響を及ぼす要素はいろいろあるため、「愛する人を見つけて幸せになること(セックスでのカロリー燃焼も含む)」=減量につながるのか、という点が気になるところ。現時点ではこの調査は人間ではなく、動物を使って行われたものなので、今後さらなる研究が必要となりそう。

とはいえ、恋愛の状況に関係なく、気分ルンルンで日々を過ごせるに越したことはないはず。

体内のセロトニンレベルは、日光や明るい光を浴びたり、運動の強度を上げたり、トリプトファンを多く含む食べ物(牛乳やひよこ豆に含まれる)を摂ったりすることによっても一気に高めることができるそうなので、毎日をハッピーに過ごすためにセロトニンの増加に気を遣っていたら、気が付くと体重も落ちていた…なんてことも起きるかもしれませんよ?

※この翻訳は、抄訳です。

Translation:Rubicon Solutions, Inc

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