糖分の過剰摂取や体型のことを考えてダイエット飲料を選ぶ人は少なくないはず。ところが、コスモポリタン イギリス版によると、それはとんだ見当違いなんだとか。というのも、とある新しい研究が、低脂肪やダイエットを謳った飲料を飲むと、逆に太ってしまうという結果を発表したから。

巷に出回っているダイエット飲料には、砂糖の代わりにアスパルテームという人工甘味料が含まれているんだそう。アスパルテームには、砂糖のようなカロリーはないものの、科学的研究の結果、複数のデメリットがあることが判明したらしい。

the San Antonio Heart studyをはじめとする複数の科学的研究は、人工甘味料を含む飲料を長期的に消費し、食事の量が増えていない参加者たちの甘味料の生理学的影響を調べたんだそう

この研究が始まった時点では、テキサス州サンアントニオに住む5,158人の参加者の身長、体重、人工甘味料を含む飲料の消費量が調べられ9年後、生存中である3,682の被験者を再評価したところ、その結果は明らかだったんだとか。

人工甘味料入りの飲料をまったく飲まなかった人と、13杯(毎週21またはそれ以下の量を飲んだ人を比較すると、後者は体重過多および肥満になるリスクが2近く高かったんだそう。さらに、アスパルテームと同類の甘味料を含む飲料を消費していた参加者は、それを飲んでいなかった人よりもBMI値が高かったんだとか。

痩せたいという一心でダイエット飲料を飲んでいる人にとっては、本末転倒としか言いようがないこの結果。だからと言って、砂糖が何十グラムも入っている普通の飲料をおすすめするわけではないダイエット飲料を飲む回数と量大幅に控え、定期的に消費しないほうが賢明かも。

この翻訳は、抄訳です。

Translation:Rubicon Solutions, Inc.

COSMOPOLITAN UK