日本人の多くを悩ませるぽっこりお腹。医学的にみて深刻度が高いのは、皮下脂肪よりも内臓脂肪なんだとか。内臓脂肪は、胃や心臓なども含めた内臓の周囲につくのだけれど、その中でもお腹周りに一番つきやすいのだそう。

食生活には気をつけてるし、運動もしている。なのにぽっこりお腹になっちゃう意外な要因とは…? 

1.遺伝

ハーバード大学医学大学院の報告によると、遺伝子構成が体型や体重に与える影響は大きく、腹部に脂肪がつきやすいかどうかの傾向も、両親に左右されることが多いそう。だからすぐ太っちゃう人がいる一方で、どれだけケーキを食べても全く体重が変わらない人もいるってわけ。親戚に会ったら、骨格と体型を確認してみて? きっと共通の特徴が見つかるはず。

2.むくみ

お気に入りの服が以前より似合わないのは、お腹の張りや一時的なむくみが原因かも。むくみの3大原因は"食べ過ぎ・脂っこい食べ物・早食い"。むくみの原因となる食品は他にもたくさんあって、乳製品や豆類、甘味料を含んだ食べ物もそのひとつ。

3.悪い姿勢

「腹筋の大きな仕事の1つが、姿勢をまっすぐに保つこと。しかし最近の調査によって、姿勢の悪化がこのような筋肉を衰えさせてしまうことがわかった」と、ヘルスジャーナリスト、セレネ・イェーガーさんがアメリカで人気の健康雑誌『プリベンション』で語っている。姿勢を正して立ったり座ったりするだけで、5ポンド(約2.5キログラム)も痩せてみえるし、腹筋も鍛えられるんだとか。仕事中でもショッピング中でも「背筋を伸ばして、顔をあげて、お腹は引っ込める!」と効果的。

4.ストレスと睡眠不足

十分な睡眠(成人だと7~9時間、国立睡眠財団調べ)が取れていないと、ストレスホルモンとして知られているコルチゾールが増加して、甘いものが食べたくなってしまうらしい。アメリカの健康情報サイト<Lifespan>によると、十分な睡眠を取ることで、コルチゾールのバランスが保たれ、食欲抑制ホルモンであるレプチンを十分に分泌させることができ、結果として食べ過ぎを防げるんだって。

5.低脂肪食品の食べ過ぎ

全ての脂肪が健康に悪いわけではなく、アボカドなど、一価不飽和脂肪酸を含む食品は腹部脂肪の燃焼を助けてくれるそう。<Lifespan>いわく、低脂肪食品は、脂肪が少ない代わりに糖分を加えられることが多く、逆に健康を害す恐れがあるのだそう。砂糖の摂取量が増えるほど、太る可能性は高くなるからね。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation: Captain & Me, Inc.

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