ガンの兆候はできるだけ早期に発見したいもの。コスモポリタン イギリス版によると、1人の客が爪の変色を隠せる色のネイルカラーを探しにネイルサロンに来店したとき、あるネイリストがその兆候に気づいたそう。

ネイリストのジーン・スキナーさんは、女性客の許可を得た上で、爪の中央に走る、タトゥーのような黒い線の写真を自身の<Facebook>アカウントにアップ。その理由はただ1つ。教育目的のためで、他の人々が同じ兆候に気づけることを願ったから。

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「数週間前、あるお客さんが飛び込みで来店しました。彼女の爪の中央には黒い直線が走っていました。彼女は椅子に座ると同時に、この線を隠せる濃い色のネイルカラーが欲しいとおっしゃいました」

その客は、ジーンさんに、他のサロンからはカルシウム不足、血豆、説明のつかない遺伝的なものなど、様々な可能性を指摘されたと伝えたそう。

ところが、ジーンさんはこの爪がそれらすべてに当てはまらないことが分かったとか。それどころか、この濃い線は皮膚ガンの一種である黒色腫だったとのこと。

「お客さんのことを怖がらせるつもりはありませんでしたが、すぐに病院で診察を受けるように伝えました。すると今日、彼女から電話があり、例の線は進行性のガンで、すでにリンパ節にまで転移していると告げられたそうです」と、ジーンさんは書いている。残念なことに、その女性客の今後の経過は悲観的だということも追記した。

彼女は、このような異常を他の人も気づけるように、こう書いている。「爪に異常が発生したら注意してください! 何でもないこともありますが、ときには深刻な病気の兆候である場合があります…早期の診断によって、その後の運命を大きく変えることができるかもしれません」。

このような警告がSNS上でなされたことは、今回が初めてではないそう。去年、<Facebook>のユーザーであるローレン・アンさんが、親友の親指の爪の写真を投稿した。そこには、ジーンさんの客の線よりも薄い色の線が見えたという。

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ローレンさんによると、この爪の持ち主である友人はUVライトを使ったジェルネイルを定期的にしており、それがガンの原因となったことを示唆している。彼女の場合、幸いなことにがんは転移していなかったものの、彼女は爪全体を除去するという処置を強いられたという。

これからは、自分たちの体に異常が発生したら見逃さずに注意し、心配だったらすぐに医師の診断を仰いだほうが良さそう。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation: Rubicon Solutions, Inc.

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