元ボディビルダーのジョリーン・ジョーンズさん(26歳)は、今までコンテストに出場するために体を完璧に鍛え上げ、生活の全てをボディビルディングに捧げていた女性。しかしある時「これは、私の求めているものじゃない」と気がついたジョリーンさん。ボディビルディングを辞めた彼女は、そのあと体重が約11キロ増えたものの、日々の生活の中で"縛られている"という感覚は無くなったそう。何より自分自身が、以前よりも幸せを感じていることに気づいたのだとか。

コスモポリタン イギリス版によると、ジョリーンさんは先日Facebookに、ボディビルダー時代と現在の様子の"逆ビフォーアフター写真"を投稿。その写真には15万以上の「いいね!」がつき、4万9,000回以上シェアされることに。どちらの写真もビキニ姿だけど、その差は歴然。

[facebook ]https://www.facebook.com/photo.php?fbid=10155274413195049&set=a.10150221168120049.344462.630740048&type=3[/facebook]

注目すべきは、見た目の変化だけでなく、彼女の心の変化。「ボディビルダーから、ボディラバー(自分の体を愛する人)への変遷」という一文から始まり、ジョリーンさんはこのように綴っています。

これは、よくあるビフォーアフター写真じゃないわよね。私の生活は、ジムでの厳しいトレーニングや、いつもカバンに忍ばせたチキンとプロテインシェイクに縛られたものから、普通の女の子として日々を満喫する生活に一変したの。人によっては"諦めたんだ"と思うかもしれない。でも、幸せに値段は付けられないわ

1キロでも多く脂肪を落として臨むボディビルダーとしての生活。ジョリーンさんは、その中で気づいたことについても触れています。

6つに割れた腹筋が、私を幸せにするわけじゃなかったの。私はいつも自分に満足できなかったし、どこか悪いところを直そうとばかり考えていたわ。

instagramView full post on Instagram

お日様と、楽しい時間。これを味わうために生きてる。

US weekly』誌に語ったところによると、2015年には彼女にとって初めてのボディビル大会のために、約9キロの減量をしたそう。

毎日2時間のジムでのトレーニングに、ただひたすらチキンとブロッコリーを食べる日々。最終的には食べる気が失せ、水で無理やり流し込んでいたというジョリーンさん。しかもその後コーチから、次の大会までにさらに約13キロ分の脂肪を落とすべきと言われたそう。

つまり合計すると、約22キロ減量するということ。それはジョリーンさんにとっても、現実的な話ではないと感じたのだとか。

『どうして私は、こんなに無理に頑張っているんだろう?』『私は何の結果を残そうとしているの?』と思っていたわ」

ボディビルダーの経験を通してジョリーンさんは、生まれ持った自分の体をもっと大切にすることについて話しています。

「私たちの体は、一生連れ添うもの。私たちの価値や幸せは、体重やどれだけ重いダンベルを持ち上げられるかによって決まるわけじゃない。自分が幸せと感じるものや、自分が笑顔でいられるかどうかで、自分の価値を決めるのよ」。

ジョリーンさんのSNSは今、キラキラした彼女の笑顔で溢れています。

※この翻訳は抄訳です。

Translation:Mai

COSMOPOLITAN UK