あなたが普段何気なく撮っているセルフィーが、あなたの命を救ってくれたとしたら…?
イギリス、ウルヴァーハンプトンに住む21歳のクロエ・ジョーダンさんは、何枚もビキニのセルフィーを投稿するうちに自身の体にあったホクロがガンだと知り、命を救われた女性。
コスモポリタン アメリカ版によると、彼女はお腹に生まれつきホクロがあったものの、去年の夏にそのホクロが形を変えるまで「そんなに気にしていなかった」そう。
ホクロのせいで自分の見た目が気になり出したのを境に、クロエさんはホクロ除去の相談をするため病院へ。ところが、医師はクロエさんが普通だと思っていたホクロのサイズや色の変化に懸念を示し、後に大変な事実が判明。
「ホクロを憎んだこともありました。ビキニや素敵な下着を着て自撮りするたびに"邪魔だな"って思ってたんです。若いときにそんなに深刻な病気になるとは思ってもみなかったですし…でも今は、(ホクロが)ビキニの自撮りで目立ってくれたことに感謝しています。これで命が救われたのですから」と語るクロエさん。
ホクロの精密検査を行い、メラノーマであると発覚したとき、大きなショックを受けたという彼女。ガンが皮膚の表面下で広がっていたため、実際にそれを切除する際は、ホクロの見た目よりもかなり大きく切ることになってしまったそう。
その後、悪性のガンをただのホクロと勘違いして見逃してしまう若い女性たちに警告するため、クロエさんは手術痕の写真をシェアすることを決意。
時間を巻き戻せるなら戻したい。この恐ろしい病気は私の体を変え、一生消えない大きな傷痕を残したわ。自分の体をしっかりチェックすることがいかに大事か、私を戒めるようにね。
九死に一生を得たクロエさんは、「自分の経験をシェアすることで、(皮膚がんのリスクが高まると言われている"日焼けサロン"に通う)誰かを1人でも止められたら大成功だと思います。もう二度と太陽の下で日焼けなんてせず、肌にダメージを与えないようにセルフタニングローションやスプレーを使います」とコメント。以前は日焼けが大好きで、多くて月に2回は日焼けサロンに通っていたのだとか。
検査の結果、皮膚ガンがさらに広がっているかもしれないと医師が判断し、クロエさんは現在、今後の治療を待っている状況。そんな彼女の中には今、こんな思いがあるよう。
「皮膚の変化を心配している人がいたら、病院に行くように勧めます。たとえ相手を傷つける場合があっても、健康の方が大切ですから」。
※この翻訳は、抄訳です。
Translation:Rubicon Solutions