あなたが「気分転換にお菓子作りをする」というタイプなら、その方法はどうやら正解と言えそう。コスモポリタン イギリス版によると、実際にお菓子作りは心の健康に役立っているのだとか。
ボストン大学の心理学および脳科学科助教授であるドナ・ピンカス氏は<ハフィントンポスト>に、お菓子を焼くプロセスにおけるクリエイティブな表現にその秘密があると解説。「絵を描くことや作曲することと同じように、(お菓子作りにも)感情を表に出し、自分を表現することでストレス発散ができるという効果があるのです」。
ピンカス氏によると、お菓子作りによって脳を日常生活から切り離すことで、いわゆる"マインドフルネス(瞑想法の一種)"の効果をもたらし、そのプロセスがストレス発散につながるとのこと。
また、お菓子作りによる身体の動きだけでなく、"誰かのためにお菓子を焼く"ということも、心の癒しに関係しているよう。
「誰かのためにお菓子を焼くということが健康的な感情を増長し、ストレス発散に貢献して、"何かいいことをした"という気分にさせてくれるため、生きる意味や他人との関わりといった感覚を高めてくれるのかもしれません」と、ピンカス氏。
確かにお菓子を作るのは、誰かに愛を届けたいときや、元気になってもらいたいとき、お祝いをするときなどが多いかも。
次に気分が落ち込んだ日には、めん棒を取り出して、大切な誰かのためにお菓子を作ってみるのはいかが?
※この翻訳は、抄訳です。
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