妊娠中の体の変化というと大きく膨らんだお腹くらいしか思い浮かばないけれど、コスモポリタン イギリス版が紹介した記事によると、体内では想像を絶するほどの変化が起きているのだとか。シカゴ科学産業博物館が製作した『赤ちゃんのためのスペースを作ろう』というタイトルのインタラクティブ動画を観ると、胎児が成長するに従って体内にどのような変化が起きるかがひと目でわかる。
妊娠初期はお腹の膨らみが目立たないものの、5~8週目に差し掛かった時点で、すでに膀胱が数分の1の大きさに押しつぶされていることが分かる。しかも、体内の変化はその後もどんどん進んでいく。
21週目になると子宮が急速に大きくなり、29週目になると内臓が押しつぶされる様子がみてとれる。成長の一途をたどる赤ちゃんのためのスペースを確保するため、肝臓と肺は上に押し上げられた胃と腸に圧迫されるそう。体を出産に備えるため、筋肉と関節も緩むとか。
妊娠によって起こる不快感を強調するため、出産を控えた女性たちのセリフが取り入れられている。
ジョアンナさんが言うには、「第2期は余裕だったわ。体力が漲っていて、体調は万全だった。ところが、妊娠末期に差し掛かると、痛みに襲われたの」。ビデオを観れば、その様子は一目瞭然。
またシェリーさんは「たかが1キロ程度の存在がこれほど激しく自分を蹴りつけるだけの力があるとは。その力に感動させられました」とコメント。
1人の人間を生みだす女性の体って、本当にすごい!
※この翻訳は、抄訳です。
Translation:Rubicon Solutions