英国の医療専門家が常識を覆す、新たな調査結果を発表。なんとスキニーデニムやショルダーバッグ、フード付きパーカーといった、いわゆる定番のおしゃれアイテムが、腰痛の原因になっているのだそう! 「英国カイロプラクティック協会(BCA)」1,062人の女性を対象に実施した調査によると、女性の3人に1人は腰痛を抱えていて、4人に1人が腰への影響を認識しながらも着続けているアイテムがあるという。

「洋服やバッグがどれほど身体や姿勢に影響を及ぼすか、きちんと把握している人がまだ少ないように感じます」と話すのは、BCAのカイロプラクティック師ティム・ハッチフルさん。「トレンドのアイテムにも意外な落とし穴がいっぱいです。重たいバッグを持ち歩くと腰痛になりやすいのはもちろんのこと、スキニーデニムも腰や膝の動きを制限してしまうため、実はNG。それ以外にもアシンメトリーなスカートやオーバーサイズのビッグスリーブ、フード付きパーカー、大ぶりジュエリーなどの最旬アイテムも腰痛の原因になりやすいのです」と指摘。

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またハイヒールやミュールも例外ではない。これらのシューズは前傾姿勢を支えなければならないため、 背骨への負担が大きいという。この結果を踏まえた上で、BCAはハイヒールをスニーカーやローヒールに変えることをアドバイス。またショルダーバッグも、体の歪みやねじれを引き起こすので避けることを勧める。

とはいえ、お気に入りのファッションを完全に諦める必要はないというから、すこし安心して。「もちろん負担を軽減させる方法はあります。例えば、ハイヒールやスキニーデニムを着用する回数を減らすことで、体を休ませることができます。また荷物が多い日は、バックパックに変えるのも良い方法です」とティムさん。"おしゃれは我慢"というのはやっぱり本当だったみたい!

※この翻訳は、抄訳です。

From: Harper's Bazaar UK