学校の保健の授業で性教育を受けたとき、同時に性病の危険性についても教わったはず。コスモポリタン イギリス版によると、最近の調査で淋病、クラミジア、梅毒という3大性病の威力が増していることが判明したそう。

WHO(世界保健機関)の最新レポートによると、このところこれらの性病ウイルスの、抗生物質への耐性が上がっているのだとか。つまり、以前より薬が効きにくくなったことで、ウイルスが体に存在する期間が長期化し、事態を悪化させてしまうということ。

性病の治療法は数あれど、ウイルスが強力になるにつれ、効果的な治療法が少なくなってしまっているのも問題のよう。

性病は治療しなければ、性器の炎症や子宮外妊娠、流産など女性にとって深刻な健康問題を引き起こす可能性が。特に淋病やクラミジアは、男性の不妊にも関係するのだとか。

また、同じくWHOの報告によると、イギリスでは今年、若者の間で"スーパー淋病"が流行しているよう。これも淋病ウイルスが強まったことにより、抗生物質への耐性が上がったことが原因と言えそう。

抗生物質で 治療することが難しいのなら、いったいどうしたら…?

その答えは、とにかく「予防」。コンドームを使った避妊が、一番簡単で確実な予防法なのだとか。もしも避妊せずにセックスする場合は、相手が性病にかかっていないかきちんと確認することが大切。

セーフセックスを心がけて、自分の体は自分で守りましょうね。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation: Captain & Me, Inc.

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