水分補給や節約のため、「いつも水筒を持ち歩いている」という人にとって、ちょっと気になるニュースをお届け。コスモポリタン アメリカ版によると、水筒のタイプによっては、健康面でのリスクにつながる恐れがあるのだとか!

ちなみにここで問われているのは、海外でよく見かけるプラスチックタイプのボトル(水筒)のこと。これを長時間持ち歩くことで、その中の環境が"良くない方向"に変わる可能性が高くなるのだそう。何度も繰り返し使うことにより、水筒の中で細菌(病原菌)が爆発的に発生し、これがなんと"トイレの便座を舐めるのと同じくらい不衛生である"という説が! これって、ホントなの?

<Treadmillreviews>では、1週間にわたりアスリートが繰り返し使った複数の水筒を調査。<Metro>が発表した結果によると、そのうち1つの水筒には1平方センチメートルあたり、なんと90万以上の"細菌(バクテリア)集団"が存在していたそう。数字で言われてもピンと来ないかもしれないけれど、この数はなんと、トイレの便座に生息する細菌の数よりも多い計算になるのだとか(驚)!

さらに最悪なことに、研究者のグループは、そのうち60%もの細菌が人間の健康を損なう可能性があることも発見。というわけで「最近、ちょっと体の調子がすぐれないな…」なんて思っている人は、いつも使っている水筒を疑ってみたほうがいいのかも?

では、対処策はというと…水筒の飲み口を"スライド式(1平方センチメートルあたり93万3,000以上の細菌が発生)"から"プッシュ式"、または、"ねじぶた式"に変えるだけでも、リスクは大幅に軽減されるよう。

また、食洗機でも使えるステンレススチール製のボトルを使う、というのも選択肢のひとつ。気になる人はどちらかの方法を試してみて。

いずれにしても一番肝心なのは、水筒を念入りに洗うこと。これだけでも細菌の繁殖をかなり抑えられるはず。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation: Captain & Me, Inc.

COSMOPOLITAN US