全身を覆う皮膚は、自分の健康状態を知るための鏡。もちろん、効果の高いクリームを塗るのもいいけど、その原因を探るのも大切。

栄養学セラピストのイヴ・カリニークさんは著書の中でこう語っています。「お肌のトラブルを抱えている人の多くは、何かしらの栄養素が不足していたり、消化機能が低下していたり、腸内細菌がうまく働いていない等の理由が考えられます」

また、肉やアルコール、カフェイン等の酸性食品を摂ることで、体内のアルカリ性環境が変化し、悪玉菌が増殖するんだそう。だからと言って、そういう食品を絶対食べてはいけないというわけではなく、デトックスを促す食べ物、飲み物を一緒に正しく摂ればいいそうです。

健康・美容本を手掛けるカーラ・ローゼンさんは、美肌のためにビタミンC、ビタミンA、亜鉛(かぼちゃの種、カシューナッツ、カカオ豆等に多く含有)、オメガ3やオメガ6(青魚、チアシード)を意識的に摂ることを勧めていて、今回は著書で紹介された、美肌へと導くクレンズ(身体をキレイにする)ジュースのレシピをご紹介。

【6つの野菜で作る、美肌のためのグリーンクレンズジュース】

1~6の野菜を入れて、ジューサーで混ぜるだけ! まずは手に入りやすいものから始めるのがいいかも。

1. ブロッコリー:1カップ

2. ホウレンソウ:2カップ

どちらの野菜も細胞の活性と修復を助けてくれる、葉酸とビタミンCが豊富。ビタミンCにはコラーゲン生成を担って酸化ダメージを和らげる効果があるとか。さらに、抗酸化力の高いベータカロテンも含まれ、デトックスを促し体内毒素を減らしてくれる役割や、ビタミンAによる肌のターンオーバーも促進してくれる。

3. リンゴ:芯を取ったもの2個

リンゴには抗酸化物質が含まれていて、フリーラジカル(活性酸素/がんの発生を促進する物質)を除去してくれる効果あり。またフラボノイドの一種、ケルセチンという成分に含まれる酵素が、複合糖質を単糖に変化させるため、血糖値を下げる役割が。血液に含まれる糖分はコラーゲンを破壊してしまうから、このことは美肌にはとても大切。

4. コリアンダー:1/2カップ

コリアンダー(パクチー)には、有害物質を体から除去するのに効果的だとか。また抗菌作用も高く、消化器系内の細菌バランスを整えてくれるそう。その結果、消化機能を促進するから、美肌につながるみたい。

5. キュウリ:ぶつ切りのしたもの1カップ

意外かもしれないけど、キュウリにはどんなスーパーフードもかなわない保湿効果があるのだとか。95%は水分と電解質で成り立っているけど、強力な抗酸化力あって、ビタミンBやミネラル分も豊富な食材なのだ。

6. フェンネル(セリ科の根菜):1カップ

フェンネルもビタミンCの宝庫。独特のアロマ成分を持つ根菜として知られている。でも実はそれが肌の炎症を抑えたり、抗菌作用によって腸内細菌のバランスを整えてデトックスを促してくれるのだそう。妊娠中の人は摂らないほうがいいとか。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation: Captain & Me, Inc.

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