質の高い睡眠がもたらす美容の効果はよく注目されるのに、睡眠の髪への影響って考えたことがないという人も多いのでは?顔にしっかり保湿して、ニキビやたるみケアをするのに、どうして同じことを髪にはしないの? 起きたときに髪の感じがいいのは、気分良くなって朝の時間短縮にもなるから一石二鳥! そこで一晩で髪をつやつやイキイキさせる方法をマリ・クレール アメリカ版からご紹介。

・濡れた髪&オールバックで寝ちゃダメ・シルクの枕カバーを使う・ブラッシングは最低限に・三つ編みで寝よう

ちょっと湿っている程度だったらいいけど、濡れた髪をポニーテールにして寝ようなんて考えるのもだめ。ヘアケアブランドLiving Proofのクリエイティブディレクターで美容師でもあるティム・ロジャースさんは「髪が濡れた状態でオールバックにすると、髪が引っ張られ、その緊張によって毛髪の組織が破壊されてしまいます。うなじや毛先が濡れていたら、必ずタオルドライして保湿剤でケアしてください」とアドバイス。

「シルクはつるつるしているから、髪の摩擦が少なくてすみます」とLiving Proof所属の毛髪学研究者、エリック・スペングラーさん。「睡眠中に動いて髪に摩擦が起きれば、それだけ髪は傷みます。汗をかいたとしても、シルクの枕カバーなら髪が引っ張られないので変な寝ぐせもつきません」。

過度のブラッシングはデリケートな髪を傷めるのだそう。「髪が絡まっていない状態までブラッシングすれば充分。最低限の回数を自分で見つけてください」とロジャースさん。寝る前にブラッシングしたいのならメタル素材は避けて、猪毛のブリッスル・パドル・ブラシがお勧め。

髪を編むとなめらかな質感とウェーブが得られるだけじゃなく、絡まってできてしまうダメージも防げるそう。ロジャースさんによれば「髪用の美容液を浸透させてから三つ編みして寝ると翌朝にはきれいなウェーブができてますよ。三つ編みをほどけばすぐ出かけられます」。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation: Rubicon Solutions, Inc

MARIE CLAIRE US