ジジ&ベラ・ハディッド姉妹みたいな、リッチな髪になりたい! と、いつも憧れているアナタ。そんなアナタに、すてきな髪になるためのヒントをお届け。

美しい髪を作るのは、昔ながらのよき習慣。でも一歩間違えれば、髪にダメージを与えてしまうこともあるそう。

そこで、うらやましいほどのきれいな髪をキープしているハディッド姉妹のような女性たちが日々続けている習慣を、<Red>によるトップ・スタイリストへの調査からご紹介!

1.スタイリングするときにできるだけ熱は使わない

…とはいえ、熱を使わざるをえない場面はよくあるはず。アメリカを代表する、ラグジュアリーなヘア・スタイリスト派遣サービス<ヘア・ルーム・サービス>の創業者であり、セレブリティ・ヘアスタイリストであるマイケル・ドゥエナス氏のオススメは、スチームカーラー。カーラー自体は熱くなるものの、蒸気はカーラー越しに伝わるので、髪にやさしく、熱くなりすぎないのがポイントなのだとか。でも、どうしても高温の熱を用いる道具(ドライヤー、カールヘアアイロン、カールドライヤー、ストレートアイロン、ホットカーラーなど)でスタイリングしなくてならないときは、「熱から髪を守るスプレーなどを使うこと」というのが、<アローホ>のトップ・カラーリスト、イブ・ガルミンシュさんからのアドバイス。

2.シルクの枕カバーで寝る

なめらかなシルクの生地は、コットンよりも髪のキューティクルを傷めないので、「髪がしなやかになる」と、<スワーブ・プロフェッショナル>のセレブリティ・スタイリスト、マーカス・フランシス氏。シルクの枕カバーの上で目覚めた朝は、髪の広がりが減っているかも? 

3.髪を清潔に保つ

体が自然に作り出している油分をキープするためには、シャンプーはしないほうがいいという説、耳にしたことはない? でも、<クリストフ・サロン・ニューポート・ビーチ>のオーナー、スコット・フォンタナ氏は、自分の髪が求めているものを見極めることが大事だと言います。「ちゃんとしたシャンプーを使っているなら、洗ったほうが髪のためになるでしょう」とフォンタナ氏。「枝毛も減るし、髪に潤いを与えられて、全体がきれいに輝くような髪になるはず」。

では、どれぐらいの頻度で洗えばいいの? ペンシルバニア州立大学医学部で皮膚科学を研究している医学博士ジェフリー・J・ミラー助教授が、わかりやすい基準を伝授。例えば空気汚染が考えられるような都市部や湿気の多い地域に住んでいたり、屋外で仕事をしていたりする人は、毎日髪を洗うほうがいいのだとか。一方で、空気がきれいな郊外や、空気がとても乾燥している地域に住んでいるのなら、2~3日おき。髪質がノーマル、または毛先が乾燥ぎみだけれど根元はオイリーな混合タイプの人は、1日おきで洗うのがオススメとのこと。

4.保湿を惜しまない

髪の成長のために、土台となる健康的な頭皮を手に入れようと思うなら、顔の皮膚と同様に頭皮にも潤いが必要、と教えてくれたのは、ヘアケア製品ブランド<クリア・スカルプ&ヘア>のリアーナ・カプリさん。「とりあえず、シャンプーのたびにコンディショナーを使ってほしい」とのこと。

保湿のお手入れは、シャワー後にも! ドライヤーなどで高温の熱を加えないときでも、髪を守るためのヘアケア製品を髪全体にていねいになじませるべき、とアドバイスするのは、ヘアケア界のロールスロイスと呼ばれるブランド、<オリベ・ヘアケア>のスタイリスト、アダム・リバーモア氏。髪のボサボサ感や乾燥、枝毛を防ぐだけでなく、ヘアカラーの持ちもよくなるのだそう。

5.浮気をしない

同じブランドを使い続けると、髪が慣れてしまうから、ヘアケア製品はこまめに変えたほうが髪にいいという説も聞くけれど、今回話を聞いた専門家たちによると、それは間違いなのだそう。むしろ、自分の髪にいいものを見つけ、同じものを使い続けることを推奨しているのだとか。製品が変わろうが変わるまいが、髪はそんなのおかまいなし。もちろん、すてきな髪にしてくれるパーフェクトなヘアケア製品を見つけるためには、いろいろな製品を試してみることも必要だけど、もし運命の出会いがやってきたら、手放さずに使い続けてみて!

6.正しい食べ物を摂取する

毛根にいくら注意を払っても、その毛が抜けてしまえばおしまい。美しい髪を手に入れるための闘いは、日々、体の中に何を入れるかによって勝敗の半分が決まると言っていいよう。アメリカ毛髪学会のニューヨーク市認定専門医、ロバート・ドーリン博士によると、髪のつや、成長、ボリュームは、食べた物に大きく影響されるのだとか。

「鉄分、亜鉛、オメガ3脂肪酸、タンパク質をたっぷり摂ると、毛包によい刺激が与えられ、髪の成長につながります」と言うドーリン博士のオススメは、赤身の肉、鶏肉、魚を1週間のメニューにローテンションで取り入れること。髪の健康にはぴったりなのだそう。

7.ビタミンを摂取する

非の打ちどころがなさそうな食生活を送っていても、髪の栄養として決定的なビタミン不足に陥っている可能性もあるそう。では、足りているのかいないのか、どうやって判断すればいいの? <イレブン・イレブン・ウェルネスセンター>の創設者で、多くのセレブリティを患者として抱えるフランク・リップマン博士によれば、肌や爪が健康そうかそうでないかを見れば、すぐわかるとのこと。指の爪に縦すじが入っていたり、肌が乾燥して粉を吹いていたりすると、髪も悲鳴をあげ、助けを求めている可能性が。適切なビタミン、ミネラル、アミノ酸、ハーブなどの摂取を心がけて数カ月過ごせば、豊かでつやのある丈夫な髪が手に入るかも。おまけに、爪や肌まできれいに! がんばりましょう♡

8.太陽にあたりすぎない

日焼け対策をせずに1日を過ごしたときの肌のダメージは、見てすぐにわかるものですが、髪も同じだけダメージを受けているのに、分かりにくいのが難点。アメリカの有名エステサロン、<リク・ラク>のマスター・スタイリスト、マルセロ氏がオススメしてくれた方法は、洗い流さないタイプのトリートメント剤を、少なくとも1日おきで使うこと。髪の根元は避け、毛先までていねいになじませておけば、夏の大敵ビッグ3(紫外線、風、海水)からのダメージと闘うことができるそうです。

そして、特に夏のビーチでは、あらゆる方向から襲いかかってくる太陽対策が必要! 出かける前には髪を少し湿らせて、日焼け止め効果のある、保護用ヘアケア製品をたっぷりと使いましょう。泳いだ後も、つけ直すことを忘れずに。髪もお肌と同じようにお手入れしてあげることが大切なようです。

8つのポイントを意識して、ハディッド姉妹みたいな美髪を手に入れちゃいましょう♡

※この翻訳は、抄訳です。

Translation:中尾眞樹(Office Miyazaki Inc.)

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