枝毛にパサつき、ツヤ不足、薄毛など、髪の悩みは尽きないもの。そこで、コスモポリタン アメリカ版が、業界の第一人者たちに、どうしたら髪のダメージを避けられるか質問し、とっておきの秘訣を聞いてきました!

1.自分に合ったヘアケア製品の使用量を探す

「ボトルに表示された使用量は、誰にでもあてはまるものではありません」と話すのは、<アヴェダ>グローバル・アーティスティック・ディレクターでヘアケアが専門のティッピ・ショーターさん。だから、自分の髪に最適な量を探すには、試行錯誤を繰り返すのみ。髪がうるおうまでつけていたら、結果的にボトル1本使い切ってしまった…ということになってもOKなんだとか。YouTubeで自分と髪質の似た人のチュートリアル動画を見るのも1つの手。髪質を改善するためなら、とにかく何でもやってみること。そして、髪に最適な方法を見つけたら、それを続けること。

2.定期的に髪を切る

髪を伸ばしてる途中だから、切りたくない!と思う人もいるかもしれないけど、それとこれとは話が別。「同じ毛幹から出た他の髪にダメージを広げないためには、毛先の枝毛を取り除くしかありません」と話すのは、<ダヴ>のカールヘア専門家であるシンシア・アルヴァレズさん。「プロのヘアスタイリストに6週間に一度は髪を切ってもらうと、最もいい髪型をキープしながら、ダメージを減らせます」。もしどうしても切るのがイヤなら、ヘアスタイリストさんに頼んで最小限のカットにしてもらうこと。

3.プロテインのつけすぎに注意する

プロテインは髪を強化するものではあるけど、長期間の使用によってプロテイン過剰になると、髪が脆く、傷みやすくなると警告するのは、セレブ御用達ヘアスタイリストのデイビッド・ロペスさん。プロテイントリートメントの間に、他のうるおい成分のトリートメントを入れて、プロテインのつけすぎに気をつけること。

4.髪を梳かすのは乾いているときだけ

髪がもっとも傷みやすいのは、濡れているとき。髪を健康な状態に保つためには、「洗う前に粗い目のクシで梳かすこと」と、アルヴァレズさん。

5.たまに髪の毛をほどく

まとめ髪はステキだし、便利だけど、長時間に及ぶと毛髪繊維に負担をかけ、ダメージを与えることになるのだとか。

6.ドライヤーやヘアアイロンの温度を下げる

どんな髪にも熱を当てすぎるのは良くないけど、ストレートパーマをかけた場合は特に注意が必要。伸ばすために使った化学薬品で髪はすでに弱っているので、熱を使わないカーラーなどを使って巻き毛を作るのがオススメのよう。もし、どうしても熱を使うドライヤーやヘアアイロン、カーラーが必要なときは、温度を150度から180度に設定し、動かしながら使うこと。熱が一箇所に集中すると、髪が焼けてしまうことも。髪が傷みにくい、高性能のヘアアイロンやカーラーに投資するのも1つの手かも。

7.頭皮を清潔に保つ

「健康な髪のためには、健康な頭皮が不可欠です」とアルヴァレズさん。「2週に1度は頭皮のクレンジングをし、保湿しておくことによって、抜け毛や頭皮のかぶれを防ぐことができます」。

8.ヘアスタイリストと無理のないヘアプランを立てる

ストレートパーマを頻繁にかけている人の場合。「ストレートパーマを頻繁にかけすぎると、必ず深刻な髪のパサつきに悩み、ダメージを引き起こします」とロペスさん。「でも、間隔を空けすぎると、新しく生えてきた部分にパーマが間に合いません」。オススメは、ストレートパーマをかけながら髪を健康に保つペースをヘアスタイリストと相談すること。髪を傷めないよう、新しく伸びてきた部分にだけパーマ液をつけることなどを提案してくれるはず。

9.寝る時は髪をシルクのスカーフで包むか、シルクのピローケースを使う

髪の毛からうるおいを奪うコットンとちがい、シルクには保湿効果があるのだとか。また、シルクはスベスベしていて髪と摩擦を起こさないので、髪の傷みを防止する働きもあるそう。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation:mayuko akimoto

COSMOPOLITAN UK