こんにちはMakikoです。

編集者になって早20年以上! 編集の仕事を長くしていると自分の生活もエディットしているんだな、と最近つくづく感じるようになりました。

日々の暮らしがちょっぴり幸せになる楽しいこと、素敵なもの、アイディアをご紹介していきます。

このパールのリングは実家の母から譲り受けたものです。母は成人式の時には父と既に結婚していたので、このリングは父からの二十歳のプレゼント。8㎜ほどのパールを支える爪やリングの細工など、いまではこんなデザインはなかなかみられない丁寧で凝った作りに一目で魅了されて、「これ欲しい!」とお願いして譲ってもらいました。しかも私が好きなゴールド。これを父が選んだのか、母が選んだのか聞き忘れましたが、なかなかセンスがいい(笑)そして自分で買ったパールの一粒ピアスとコーディネートして使っています。

【毎日を幸福にするヒント】上質なジュエリーの入り口とはpinterest

こんな風に、みなさんは私みたいに実家のお母さんの宝石箱を覗いたことはありますか? そこにはなかなか素敵なものが潜んでいたりします。若い頃に買ったものはもう全く使っていなくて、お母さん自身が持っていることを忘れていたりする場合もあるものです。私の母は、リングがとても好きなようで「こんなにたくさんリングばかり持っているんだ」と驚いたものです。その中からいくつか譲ってもらったのですが、クラシカルなデザイン、いまの感覚だとちょっと古臭い王道のデザインが、私にとっては「新鮮」だと思うポイントなので、リフォームなどせず、あえてそのまま使っています。

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たとえばこの珊瑚のリング。私もこれを貰っていたことを忘れていて、最近自分のジュエリーボックスから発掘。サイドに三角形の形でパヴェダイヤモンドがほどこされ、シンプルでモダン、なおかつ珊瑚ということで和のテイストが感じられます。他のシンプルなリングと重ねてつけたりもしています。

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こちらのふたつはダイヤモンドで取り巻いている、王道クラシックなデザインそのもののリング。右は大粒のイエローサファイア、左は翡翠です。翡翠は小さなツブツブしたミルグレインという細工までしてあります。どちらも大ぶりなので、人差し指につけることもあります。

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これは今までのクラシカルなテイストとは異なりますが、両親とイタリアを旅した時、旅先で父が母にプレゼントしたリング。緻密な細工が気に入って、母に許可をもらって、今は私が使っています。ほかにも譲り受けたジュエリーはいくつかありますが、これらすべてを自分で揃えようと思ったら、なかなか手が届かないものばかり。ジュエリーは母から娘へと受け継がれるものでもあるし、みなさんのお母さんやおばあちゃんのジュエリーボックスには、思い出とともに様々なジュエリーが詰まっているはずです。人によっては好きなジュエリーがネックレスやブローチということもあるでしょうし、ラグジュアリーブランドのものも見つかるかもしれません。そして、それを購入した時の思い出やエピソードも楽しみのひとつです。だから、お母さんやおばあちゃんに「ジュエリーを見せて」とお願いしてみては。そしてもし欲しいものがあれば、かならず「これを譲ってもらってもいい?」と許可を貰ってくださいね。

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