キャサリン妃のファッションは常に注目の的で、何かとダイアナ妃と比較されることが多いもの。実際、2人のファッションセンスやジェエリーの好みには共通点も多いので、キャサリン妃がダイアナ妃から受け継いだジュエリーを着けこなしているのも納得。
実は、義理の娘たちに愛用していたジュエリーを譲るのは、ダイアナ妃の意志だったのだとか。<TOWN&COUNTRY>によると、テレグラフ紙にはダイアナ妃の遺言が一部掲載されており、「しかし、私のジュエリーはすべて息子たちに分配したいと思います。そうすれば、やがて彼らの妻たちがそれらを譲り受けるか、使うことになるでしょう。正確な分け方についてはあなたに一任します」との文言があったそう。実際にキャサリン妃が譲り受けたとして知られている、ダイアナ妃のジュエリーは以下の4つ。
1.エンゲージリング
英国王室御用達のジュエラー、ガラードがデザインしたエンゲージリングは、12カラットのセイロン・サファイアの周りに14個のダイヤモンドをあしらったホワイトゴールドリングで、1981年にチャールズ皇太子がダイアナ妃に贈ったもの。キャサリン妃にプロポーズすることが決まると、ウィリアム王子はエンゲージリングとしてこれを選んだのだとか。
2.ティアラ
イギリス王室が所有していたダイヤモンドやパールを使ってケンブリッジ・ラバーズ・ノット・ティアラが作られたのは1914年のこと。その後、結婚のお祝いとしてエリザベス女王からダイアナ妃の元へ。キャサリン妃が王室に仲間入りし、このティアラを受け継いでからは、2015年の外交晩餐会を始め、公式行事でこれをかぶった姿が何度か目撃されています。
3.イヤリング
ダイアナ妃はサファイヤがお好きだったようで、このイヤリングもまた彼女のお気に入り。2010年にウィリアム王子がキャサリン妃にプレゼントすると、キャサリン妃はこれをドロップタイプにアップデート。もちろん、エンゲージリングにもピッタリ。
4.ブレスレット
このパールのブレスレットは、1988年にナイジェル・ミルンがデザインしたもの。けれど、他のジュエリーに比べるとそれほど注目されなかったため、2017年のドイツツアーの最終日、ベルリンのボールルームでこれを身につけているキャサリン妃を見て、ミルン氏は驚いたのだとか。
こうしたダイアナ妃からの遺品の他にも、キャサリン妃は王室のメンバーたちから数々のジュエリーを贈られているそう。特別な機会に貸与されるジュエリーもあり、結婚式で身につけたカルティエのヘイロウティアラやいくつかのブローチは、エリザベス女王のものなのだとか。
※この翻訳は、抄訳です。
Translation:mayuko akimoto