多様性が進んでいるファッション業界。コスモポリタン アメリカ版によると、生まれながらにキャットアイ症候群の女性がモデルデビューし、話題になっているそう。
私たちが変わった存在であることはわかっているけど、生まれた場所はどこで、何を見るべき運命なんだろう？ 少なくとも、私たちは同じ空の下で存在していることは確か
彼女はモデル、女優、シンガーという肩書きを持ち、シアトルをベースに活躍する29歳のケイトリン・スティッケルズさん。彼女はシュミット－フラッカーロ症候群（いわゆるキャットアイ症候群）という、染色体異常が原因のごく稀な病気を患っているそう。症状は、口唇口蓋裂（こうしんこうがいれつ）や目の虹彩が一部欠損しているなど、顔が猫のように見える特徴を伴う可能性があるというもの。
私の心臓は鼓動し続ける。明日、『Vマガジン』と＜Show Studio＞に私が紹介されるのよ。
スティッケルズさんはファッション業界での従来の美的基準を超越し、 『Vマガジン』で特集されたほか、＜Instagram＞で名を知られ、カリスマフォトグラファーのニック・ナイトから撮影されるまでに。
現実の中から夢が溢れ出したこの感覚を何と言って表現すればいいの？ これはニック・ナイトが＜Show Studio＞と『V マガジン』のために撮影したショット。記事のタイトルは「ケイトリン・スティッケルズのポートレート」
彼女は、同誌の中で「ニック・ナイトと＜Show Studio＞でライブストリームをしながら『Vマガジン』の撮影をしたことは、夢見ることさえなかったほどあり得ない！と思っていたこと。自分がモデルになるとか、ファッション業界の一端を担うなんて、一度も考えなかった。常に遠くから憧れていただけ。その一方で、ファッション、写真、アートを通じて自己表現を試みていた。今回のコラボレーションは人生でもっとも感動的な経験よ」と語っている。
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王女様、どうかお行儀よくなさってください。（このドレス、超気に入ったわ！）
「きっと、極上な作品になると思った。でも、完成品は私の想像を遥かに上回っていたわ。ニック・ナイトと仕事をするなんて、想像さえもしなかった。（『Vマガジン』とニック・ナイトは）目を開かせ、心を開かせ、この世界にチャンスを与えてくれた。いまでも、これが現実なんだと自分に言い聞かせているところよ」
私は新たな銀河系を生み出している。そしてメロディーと歌が調和する。体の骨が星屑と戯れ、肌からはマイカ（雲母）がにじみ出る。いつか、私が生まれたところをあなたに見せられるときが来るかもしれない。
なんとも美しく幻想的なショットの数々…。これからさらに注目されることは違いなし！
※この翻訳は、抄訳です。
Translation:Rubicon Solutions
