H&M Foundationが、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)への支援を通じて難民の子どもたちに学用品を供給するグローバルキャンペーンをスタート。

現在、世界にはUNHCRが 支援の対象としている難民が1,610万人 (国内避難民、庇護申請者を含めると6,500万人以上)を数える。そのうちの半数以上が子どもで、避難を余儀なくされた子どもは往々にして教育を受ける機会を失っているという。世界中で増加の一途をたどる難民を守るために欠かせないのは、教育を受ける機会を確保することというUNHCRに対し、兼ねてからこの活動に賛同しているH&M Foundationが今年もサポートに名乗り出た。

キャンペーンの親善大使を務めるのは、元スーダンの難民だったアレック・ウェック。「父は教育が大切だとよく私に言い聞かせていました。たとえすべてのものを失ったとしても、自分が得た知識は決して失うことはないから」というアレックが身を持って知ったメッセージを発信するとともに、1231日(土)までの期間、世界各国のH&M店舗にて購入されたギフトカードの売り上げの一部を、UNHCRに寄付。エチオピア、マレーシア、パキスタン、シリアなど、世界中の難民の子どもたちに学用品が供給されるというから、ぜひご協力を!

問い合わせ先/H&Mカスタマーサービス

tel.0120-866-201

text. Rumi Totoki