イスラム教徒の女性が被る布として知られる"ヒジャブ"。日本でも、外国人観光客が纏っているのを見かけたことがあるのでは? ファッションの世界をはじめ、世界規模で多様性が重要視される中、コスモポリタン イギリス版ではムスリム(イスラム教徒)のUKブロガーがデザインしたおしゃれなヒジャブを紹介。

ブロガー、ハビバ・ダ・シルヴァさんが立ち上げたファッションブランド<SKIN>では、男女それぞれがかぶるヒジャブを扱うだけでなく、その人の肌のトーンに合わせたアイテムを展開しているそう。あっという間に人気に火がつき、すでに売り切れ状態なんだとか。

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<Buzzfeed News>のインタビューで、「このブランドには"垣根"を取り払い、異なる文化を持つ人々のかけ橋になるように」という背景があると語ったハビバさん。「誰もが受け入れられ、異なる人々が一堂に会すような場所を作りたかったんです。また、肌の色が白いモデルだけを起用する会社がとてつもなくたくさん存在する、という厳しい現状も打ち破りたかった」。

そんな<SKIN>が展開するヒジャブのお値段は、1枚20ポンド(約2,600円)。「高すぎる」という声もあるらしいけれど、ヒジャブの質や製作にかかる労力を考えれば、「妥当な金額」とハビバさん。今後はもっと多くの人が買えるようにストックを安定させ、アイテムや色もさらに充実させたいと思っているそう。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation: Captain & Me, Inc.

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