ある調査では、着る服が決まらなくて"ワードローブギレ"を起こしたことがある、と答えた女性は実に62%。男性も30%以上が、頭に来て洋服を投げつけたことがあるそう。たくさん洋服があるのに、結局いつも同じものばかり着て、「着る服がない!」とイライラしてしまうその真相を、コスモポリタン イギリス版から。

女性向け情報サイト<Bustle>が、毎朝の「着る服がない問題」にメスを入れるべく、ファッションスタイリストのアリ・コールさんに専門家としての意見を伺ったところ、こんな答えが返ってきたそう。

「人間は習慣の生き物で、安易な方向に流れやすいのです」とアリさん。「着やすい服や組み合わせやすい服を選ぶことは、私たちにとって快適な状態(コンフォート・ゾーン)を維持することになるのです」

なるほど。でも、忙しい現代の生活の中で、着る服についてゆっくり考えるヒマがないのも事実。アリさん曰く、「私たちはペースが速く、変化に富んだ世界に生きています。ですから、かつて成功したことのある組み合わせを選ぶのが一番簡単な解決策になります。すでにうまくいくことが証明されているコーディネートだからこそ、出番が多くなるというわけです」とのこと。

では、服装をマンネリ化させないための解決策は? アリさんは、ワードローブを見直し、整頓してみることで新しいスタイルを発見することができると提案。「一度時間をかけてワードローブを整理し、余分なものは捨てて、クローゼットをすっきりさせてみましょう。これによって、もっと洋服を手に取りやすくなるはずですよ」。

※この翻訳は抄訳です。

Translation:mayuko akimoto

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