オーストラリアのメルボルンに住むフローリスト、チェルシー・シールズさん(27歳)。コスモポリタン アメリカ版によると、彼女が作る貝殻をあしらった"マーメイド・クラウン"が、今世界中から注目を浴びているのだとか。

コスモポリタンのインタビューで、「アリエル(ディズニー映画『リトル・マーメイド』の主人公)になりたかった」と語った彼女。ビーチが大好きだったこともクラウンを作るきっかけのひとつだったよう。

最初の2~3年はこの貝殻アートを趣味にとどめていたチェルシーさん。「周りからあれこれ言われるのが怖かった」そうで、「貝殻を頭に付けるなんておかしいと思われる」と思っていたのだとか。とはいえ、近年の"マーメイド・トレンド"を見て自信をつけ始めた彼女は、ついに昨年、全世界向けに自作のクラウン・コレクションを発表。

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「大金持ちになるよりも、貝選びが上手なほうが幸せ」

それからというもの、このマーメイド・クラウンにはアメリカやヨーロッパなど世界中から注文が殺到するように。音楽フェスや誕生日パーティー、写真撮影とその目的もさまざまで、自身が作ったゴージャスなクラウンを多くの人が身に着けるのに喜びを感じるようになったそう。

マーメイド・クラウンの材料となる貝殻は、地元オーストラリア、そしてインドやハワイなどのビーチから仕入れているというチェルシーさん。小さなクラウンだけでも20個ほど、大きなものだと50個もの貝殻を使うことがあるのだとか。

花の冠を作るのとは異なり、ひとつのマーメイド・クラウンを作るのにかかる日数は数日。チェルシーさんは事前にデザインを考えるのではなく、目の前にある貝殻の色やコントラストを見ながら制作していくそうで、この作業こそが「自身のクリエイティブな面を引き出すかけがえのない時間」とのこと。

最初はひっそりと行っていたマーメイド・クラウン作りは、今やチェルシーさんの天職に。「リスクは背負ったけど、結果的にうまくいったと思う」という彼女のInstagramには、ほかにも素敵なマーメイド・クラウンがたくさん! 注文や販売はハンドメイド・マーケットプレイスの<Esty>で行われているようなので、気になる人はチェックしてみて。

「誕生日だから、自分用に作ったの」

※この翻訳は、抄訳です。

Translation: Captain & Me, Inc.

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