ネット全盛期の現代では、有名人に限らず"アンチ"からのターゲットにされてしまうことも。

Instagramに自分の水着姿の写真を載せた、ブロガーのケイリー・ダーリンさんもその1人。サイズ28(スーパーサイズ)という体型の彼女が、<Gabi Fresh>(大きめサイズの水着ブランド)のワンピース水着を着用した写真を投稿すると、アンチからのコメントが殺到したのだとか。

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「自分の体型をいとおしく思う人が、他人からの心ない批判にもめげずにふくよかでハッピーでいることを願ってるわ。アンチがどれだけ攻撃してきても、私は写真の投稿をやめないし、水着を着たり、食べたり、後ろめたく思うことなく自分の人生を生きるんだから。悪意に満ちたコメントには何の意味もないし、彼らにとって時間のムダになるだけよ。私のことを攻撃したいなら、そうすればいいわ」

ケイリーさんのInstagramには、「食べたいだけ食べて健康に気を使わなくてもOKだって、そういった間違ったメッセージを発信してることになるんじゃないの?」、「自分の健康とか、糖尿病になる可能性を考えてないだろ?」といったコメントのほか、「(アメリカに)『Extreme Weight Loss(直訳:劇的な減量)』ってテレビ番組があるからさ、挑戦してみれば? だってお前、400ポンド(約180キログラム)くらいだろ?」なんて失礼なコメントも…。

ただし、ケイリーさんはアンチの批判でへこんではいない様子

「他人を外見で判断しないようにしたら、周囲の人たちの"中"にある美しさに目が行くようになったの」と話す彼女。「私のように、世間一般では"ありえない"と言われる体型の人の中にも、美しさも見出だせるようになった。他人をあれこれ判断するのをやめることから始めたわ。私は自分の発言の中で、外見をネタにあれこれ言わないようにしてるの。誰かの外見やファッション、歯並び、メイク、ヘアスタイルとかをバカにしたら、それでおしまいだからよ。議論の中で、誰かを外見で見下すような発言をする人は、そこで負けているようなもの。たとえ私を擁護するためだったとしても、ここでは他人の体型をバカにするような発言は許さないわ。私に対する批判コメントに反論しようとして、発言者の外見を攻撃する人は私の味方じゃない。だからって、批判を野放しにするつもりもない。私はふくよかな女性たちが自分たちを誇らしく思い、行動するのを見てきたんだもの。小さなことかもしれないけれど、私が(アンチに)反論したのを見て、いじめっ子に声を上げた人たちもいるのよ。私はアンチの理屈や意見、無礼さ、意地悪さ、自己嫌悪、そして憎しみに断固として立ち向かうけど、彼らの外見については何も言わない。私は体型に対する考え方を変えようとしているのであって、特定の体型が恥ずかしいと思うことを助長してるんじゃないの」と語っている。

そんなケイリーさんにはアンチだけじゃなく、ポジティブなコメントも多く寄せられていて、こちらの絵はそんなファンから贈られたものだそう。

ケイリーさんはファンからの絵と共に、こんなメッセージをアップ。「憎悪をむき出しにしたコメントには、何の意味もないの。そういったコメントを見ても、彼らの心を変えようと返事するようなこと、私は絶対にしない」。

生き方や考え方は人それぞれ。ネット上では顔が見えないからといって、むやみに批判的な発言をする人が、少しずつでも減っていくといいですね。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation: Captain & Me, Inc.

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