米オハイオ州に住むアフリカ系の女子高生、マカラヤ・ザンダースさんが卒業式後のプロムパーティで着用しようとしていたのは、アフリカン・プリントのドレス。これが何やらひと騒動巻き起こしたもよう。

コスモポリタン アメリカ版によると、ドレスを見た1人の白人教師が、「悪趣味だからプロムには向かない」と言い放ったのが事の発端。しかしザンダースさんは、そんな発言に屈することなく、パーティにゴージャスなアフリカン・プリントのドレスで出席したのだとか。ストラップレスのマーメイドラインに、ゴールドのユニークなベルトやネックレス、ブレスレットでアクセントをプラスした彼女。デザインしたのは、地元のデザイナーだそう。

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パートナーの彼も、ザンダースさんのドレスに合わせてブルーのスーツでコーディネート。最高にクールなカップルだと思いません?

ザンダースさんは、Instagramにこの日の写真をアップし、自身のことをこう表現。「私は黒人の文化とアフリカのグラマラスなスタイルが好きなだけ」。その後、このエピソードが拡散されると、ドレスを批判する発言をした教師から謝罪があったのだとか。しかし彼女は至って冷静に、ドレスがどれだけ素敵かを伝えたかっただけ、とコメント。

「ドレスを褒めてくれたみんな、ありがとう。アフリカンなスタイルもクールでしょ?ってことを伝えたかったの。私は自分の肌の色やルーツが好き。このドレスが似合うのも、私の肌の色だからこそだもん!」

また、ザンダースさんは<ABCニュース>のインタビューに、今回のことで「同じような有色人種の女性たちを勇気づけたかった」と回答。

「小さい頃よく、私は肌の色が濃すぎるとか、常に"◯◯過ぎる"って言われてきたの。そんなこともあって、黒人のバービー人形や歌手のブランディみたいな"人気者"が好きになれなかった。幼いながら、私はみんなが認める美の基準には当てはまらないんだって思ってたから」

ザンダースさんにとっても、このドレスは自信につながる一着になったよう。きっと、多くの女性が彼女の堂々とした姿からパワーをもらったはず。カッコイイ!

※この翻訳は、抄訳です。

Translation: Captain & Me, Inc.

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