金髪碧眼がトレードマークだったバービー人形だけど、米マテル社は最近、4種類の体型、7種類の肌の色、18種類の目の色、そして18ものヘアスタイルのバービー人形を発表し、多様性を打ち出している。

とはいえ世界には、まだまだいろんなスタイルの女性がいるのも事実。例えば、ナイジェリア出身の学生ハニーファ・アダムさん(24歳)による"イスラム風バービー"もその1つ。コスモポリタン イギリス版によると、彼女が作った"バービー"と"ヒジャブ(イスラム教徒の女性が被る布)"を合わせた「Hijarbie(ヒジャービー)」が今、ネットで人気を集めているのだとか。

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「私は"ヒジャービー"を、ムスリム(イスラム教徒)の小さな女の子たちにエールを送るような存在にしたいんです」と、アダムさん。「これは自分のような格好をしている人形、つまり自分の文化的・宗教的バックグラウンドを表している人形なんです」

「ヒジャービーは価値観の形成への影響だけでなく、もっと自信をつけたり、行動的になること、それから自分という存在や、自分たちの慎しみ深いライフスタイルと生い立ちを誇らしく思うことにもつながります」

アダムさんがInstagramで紹介しているヒジャービーの衣装はすべて、彼女の手によるもの。実際に女性が着られるバージョンの販売も準備中だという。

「私にとってヒジャブは上品さや慎ましさの表れで、アイデンティティでもあります。最高のアイテムで、他人から"こう思われたい"という自分の姿をしっかりとコントロールしてくれるものです」と語るアダムさん。最近ではユニクロもイスラム教徒向けのファッションの展開を始めたし、これからはイスラムをモチーフとしたファッションアイテムが増えるかも…?

※この翻訳は、抄訳です。

Translation: Captain & Me, Inc.

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