一国の女王ながら、その色づかいでスタイルアイコンとしても愛されるエリザベス女王の装いをチェック!
なぜかいつも目を惹かれてしまうエリザベス女王のファッション。その秘密はどうやら絶妙な色づかいにあるみたい!? 今回はそんな魔法のような"エリザベス・トーン"をご紹介します♡
印象的なマゼンタピンクは、エリザベス女王にとってシグネチャー的存在であるカラーのひとつ。ポイントはハットの装飾が寒色のシルバーグレーという点。黒い小物と相まって全体がスッキリとした印象に。手に持っているのは、イギリスで4年に1度あるオリンピックのようなスポーツ大会「コモンウェルスゲーム」の聖火リレー、クイーンズバトンリレーのバトン。バトンの中には女王から選手へのメッセージが入っているそう!
イギリス国内の別邸サンドリンガム・ハウスでクリスマスと年末年始休暇を楽しんだ後に、ロンドンに戻ってきた女王。心もカラダもリフレッシュされたことが見て取れるようなペールグリーンに、いつものハットではなくスカーフを合わせて素材感も軽やかに♡
ホワイト系のノーカラーコート&ベビーピンクのハットで、ニューベリーにある競馬場にてレースを楽しむ女王。このコートにはホワイトの他にベビーピンクも含まれているので、白髪とハットの色合わせとマッチする淡いワントーンコーディネートが完成。
同レース2日目のこの日は、シンプルなIラインが美しいスカイブルーのコーディネートで、芝生に映える自然で明るい印象に。合わせるハットは小ぶりなブリムと変形クラウンで、さりげなくアクセントを加えて。
イースターのお祝いは、春らしいターコイズのコートを纏って。ハットのクラウンや手元に添えられた花々と、ドレスにプリントされたフラワー柄で春満開に。ターコイズの反対色であるコーラルレッド系の花をハットに使ったことで、より印象的なスタイルに仕上げた。
カナリヤイエローと、ブルーのフラワーが眩しいコーディネートは宮殿内ガーデンパーティにて。このパーティではマンチェスターで起きたテロ襲撃事件に対して、1分間の黙祷を捧げたそう。どんよりとしたムードでも、見ていて心が明るくなるようなカラーを堂々とチョイスした女王。
ロイヤルブルーのキルトダウンに、イギリスの狩猟クラブが着用したことに由来する"ガンクラブチェック"柄のボトムスを合わせたトラッドベースのカジュアルスタイル。スポーティではなく、あくまでイギリスらしい品格を残したこんなカジュアルスタイルはぜひ真似してみたい! 「ロイヤルウィンザーホースショー」にて馬術ショーを楽しむ際には、自身も乗馬が趣味ということで、馬場に出向いて馬と直接触れ合える装いに。
ショッキングピンクをピュアブラックと合わせて、抜群の存在感を持つコントラストに。この日は、障害や介護に必要な電動車椅子やスクーター、さらに障害があっても運転可能な乗用車の普及を促すチャリティー計画の40周年イベントに出席。人々のアクティブな未来への願いが溢れたかのような色づかいを魅せた。
一見ホワイトで統一されたコーディネート。でもコートをよく見ると、ピンクとミントグリーンで仕立てられたツイードで、合わせの部分には同系色のフリルがあしらわれ、花モチーフのボタンもプラスされてとってもフローラルな雰囲気! この日は世界大戦で重要な役割を果たした海軍系大学の100周年イベント。爽やかなホワイトに、彼女の感謝と優しさを落とし込んでいたみたい。
同じく「ロイヤルウィンザーホースショー」にて。モスグリーンで全身をコーディネートしたら、オレンジやネイビーの入ったペイズリー柄のベストで若干の色味を添えて奥行きのある色合いに。こうしたスポーツ行事の際のスカーフは、ヘアの乱れを嫌う女王がハットの代わりに着用しているそう。
バッキンガム宮殿での近衛兵セレモニーはあいにくの雨。そんな時にも、国のトップとしての気遣いを忘れないのがエリザベス女王! 透明の傘で顔が絶対に隠れないように。そしてコート&ハットと同じミントカラーをプラスして傘にまで統一感を出して! 傘を含めたトータルコーディネート、梅雨のシーズンに真似できそう!
目立ち度MAXなエメラルドグリーンのクレープコート&ハットに、同系色の花柄ドレスを合わせたコーディネートは、小物が黒でまとまっているからメインカラーがより引き立って素敵! 5月末に開かれた大英帝国勲章100周年記念式典にて、初夏を感じさせる色づかいがブリリアントな美しさを披露。ハットのシルクは粗めの織り目にして、フォーマルな中にも隅々まで夏らしい要素を散りばめて♡
この日も忙しい女王はスタッフォードシャーの農場を訪問してから、マンチェスターのこども病院まで、テロ襲撃事件で傷ついた子供たちをケアする職員を激励しに行ったとか。思わず視線を奪われそうなクラウンのシルエットが楽しいハットには、澄んだブルーのAラインコートで、いつものコート&ハットの同系色アンサンブルとは違ったスタイルで華やかに。
キュートな花柄になんだか親近感が湧きそうなコーディネートは、ドレーパーズホールでの昼食会にて。
こうした親しみやすい彼女らしさが詰まったディテールの数々が、世代を超えて私たちも真似したいと思わせてしまう秘訣かも♡ 今年で91歳の女王は、尚も女性として、国のトップとして、責任と気遣いが溢れた魅力的なファッションで、今日も周囲を幸せにしてくれているみたい!
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