もはや値段の見当すらつかない…(笑)
ドレスと共に注目される、宝石がきらめくティアラは王室の象徴。エリザベス女王や故ダイアナ妃、そしてキャサリン妃がティアラを身に着けている姿を写真や映像で見ることは多いけれど、代々受け継がれているこれらのティアラには1つ1つに物語があるそう。そんなイギリス王室ゆかりの"豪華絢爛"なティアラをコスモポリタン イギリス版から紹介。思わずウットリ、そしてため息…♡
※この翻訳は、抄訳です。
Translation: 宮田華子
COSMOPOLITAN UK
1893年、メアリー王妃(エリザベス女王の祖母)とジョージ5世の結婚式祝いにグレート・ブリテン&アイルランド女子委員会から贈られたことから名付けられたティアラ。後に孫・エリザベス女王の結婚祝いとして贈られ、女王の着用頻度が高いことでも知られている。
ジョージ4世が1821年に戴冠する際に作られ、ヴィクトリア女王、メアリー王妃と、代々イギリス王室で受け継がれている王冠。エリザベス女王の戴冠式でも使われ、現在も国会開会式に向かう道中で着用しているそう。
1,333個のダイアモンドが使われたこの王冠の製作費は8,216ポンド。現在の通貨レートでは約120万円だから意外に安い?と思うのは大きな間違い。1821年当時の値段だから、今の価値にすると一体いくら…?
エリザベス女王の結婚を祝い、ミャンマー(当時のビルマ)から約100個のルビーを贈呈されたそう。1973年にそのルビーと別のティアラで使用していたダイアモンドを組み合わせて、このティアラを製作したのだとか。
1936年にカルティエが製作したこのティアラは、ジョージ6世が挙式前にクイーン・マザー(エリザベス皇太后、エリザベス女王の母)に贈ったもので、その後18歳の誕生日を祝い、長女であるエリザベス女王にプレゼントされたそう。マーガレット王女やキャサリン妃(ウィリアム王子との結婚式で着用)にも愛されるこのティアラには、739個のブリリアントカットと149個のバトンカットのダイアモンドが使われているんだとか!
アルバート公がデザインし、ヴィクトリア女王への愛のしるしとして贈った繊細な細工が美しいティアラ。クイーン・マザーのお気に入りのティアラとしても知られ、後にエリザベス女王に贈られたものだそう。
戴冠を祝い、ブラジルからアクアマリンのジュエリーセット(ネックレスとイヤリング)を贈られたエリザベス女王。その後「アクアマリンはたくさん持っているんだけど、王冠に合わせるのが難しくて」という悩みを解消したかったのか(?)、セットで着用できるティアラも製作することに。もともとネックレスについていた大ぶりのアクアマリンは、現在ティアラに付けられているんだとか。
元々はロシアのウラジーミル大公妃が所有していたこのティアラ。後にメアリー王妃が購入し、エリザベス女王に譲られたのだそう。
今さらだけど、エリザベス女王って本当にたくさんティアラを持っているのね…。
エドワード7世の妻であるアレクサンドラ王妃が、1888年に「結婚記念日のお祝い」としてある女性社交家からプレゼントされたこのティアラ。ロシアの頭飾りである"ココシニク"風なのが特徴。その後エリザベス女王に受け継がれたのだそう。
「ダイアナ妃が愛用していたティアラ」として知られ、"縁結び(ラバーズ・ノット)"と称されるこのティアラは20世紀初頭にメアリー王妃(エドワード5世の妻)からエリザベス女王に受け継がれ、その後ダイアナ妃に贈られたのだそう。現在はキャサリン妃の頭上に輝くことも。
キャサリン妃も着けたことがある「蓮の花」と名付けられたこのティアラの元の持ち主はクイーン・マザー。夫であるジョージ6世からもらったネックレスをティアラに作りかえたものなのだそう。マーガレット王女(エリザベス女王の妹)が身に着けることが多く、長男デイヴィッドの結婚式では妻となるセレナ・スタノップにも貸し出されたとのこと。
このティアラは元々マーガレット・グレヴィル夫人が所有し、その後クイーン・マザーにプレゼントされたもの。現在はチャールズ皇太子の妻・カミラ夫人に貸し出されており、愛用している様子。
1911年にクイーン・マザーのために作られたこのティアラは、何度かお直しされているそう。エリザベス女王が譲り受けた後、現在はカミラ夫人に貸し出し中。イギリス王室が所有するティアラの中で、最大級の大きさ(頭のサイズ)との噂も。
エリザベス女王が義母(夫であるエジンバラ公の母)から贈られたこのティアラは、その後アン王女に贈られることに。彼女の長女ザラ・フィリップスが結婚式でつけたことでも知られている。
故ダイアナ妃がもっとも頻繁に着用したティアラは、実家であるスペンサー家のもの。チャールズ皇太子との結婚式のときに着けたのもこのティアラだったそう。ダイアナ妃の姉セーラや、義妹ヴィクトリア・ロックウェルの挙式でも使われたんだとか。
1947年、ジョージ6世が長女であるエリザベス女王の結婚祝いにサファイアを贈り、60年代に女王が仕立てたのがこのティアラ。女王は宝石そのものをプレゼントされることも多いよう。
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